4:廊下、階段、玄関をすっきりさせる
家の中のものが多ければ多いほど、片づいていなければいないほど、床だけでなく廊下や階段にまでものが置かれがちです。けれど廊下や階段はいざというときに逃げ道となる場所。
地震は昼間の明るい時間に起きるとは限りません。ものがなければないほど夜中の真っ暗な中でも安全に逃げやすくなり、玄関を片づけてスペースができれば防災グッズを置くこともできます。
<私が実践しているポイント>
・廊下や階段にものがある場合は、ひとまず害の少ない場所へ移動させる。
・ガラスの花ビンや陶器の置物などを置く場合は、滑り止め対策をする。
・傘、バット、ほうきなど長い物が倒れるとつまずく原因になるので、スタンドに立てたり掛けたりする。
靴の見直しをしたところ数が減り、防災リュックとヘルメットを置けました。
5:「なんとかなる」というポジティブすぎ思考
1~4のようなことをお伝えしても「なんとかなる」「いずれやる」と考える方もいます。でも先述したわが家の食器のように、対策をしているのとしていないのとでは大きな差が出るので、ポジティブすぎにならずに対策をしたいです。
<私が実践しているポイント>
・だれにでも、明日にでも、自分の身に降りかかる可能性があると認識する。
・地震対策は命を守る最優先事項と考える。
地震対策をすると、普段の暮らしもラクで安全に
上記のような対策をとると、ものの出し入れがラクになったり掃除がしやすくなるなど普段の暮らしにおいてもメリットが増えると感じています。もちろんものの落下や家具の転倒の危険が少ない安全な家になるので、心への負担も軽くなります。
面倒くさいと思われるかもしれませんが、このメリットに注目してぜひ対策してみてください。