家でつくろうとすると、どうしてもベチャッとしがちなチャーハン。シンプルながらおいしくつくるのが難しい一品ですが、簡単に解決する方法があります。
その方法を、『究極のうまみレシピ』(飛鳥新社刊)を上梓した元イタリア料理店店長の朝倉駿さんに教えてもらいました。
具材は卵だけ!シンプルでも満足度の高いチャーハン
「今回のチャーハンには、チャーシューもハムも入れません。具は卵1つで勝負する、シンプルなチャーハンです。それでも悶絶する味になるのは、パラパラ感とうまみがあるから。隠し味は『マヨネーズ』。いい仕事をするので、ぜひ試してみてください!」
すべての画像を見る(全3枚)「チャーハンはとにかく一気に仕上げるのが大事。まずは具材をセットしておくと、スムーズにつくりやすいです!」
●悶絶卵チャーハン
【材料(1人分)】
- ご飯(炊きたて) 250g
- 卵 2個
- ニンニク 1片
- ショウガ 1片弱
- サラダ油 大さじ2
- 鶏ガラスープの素 3g
- 酒、しょうゆ 各大さじ1
- マヨネーズ 大さじ1強
- 黒コショウ 適量
【つくり方】
(1) ニンニク、ショウガはみじん切りにする。卵は黄身と白身が混ざり合うまでしっかり溶く。
(2) フライパンにサラダ油をひき、ニンニク、ショウガを加えて始めは強火→弱火で香りが十分に立つまで炒める。
(3) 強火にして溶き卵、ご飯を順番に加え、手早く炒める。ご飯を切るように混ぜ合わせたら、鶏ガラスープの素を加えて全体に行き渡るように混ぜる。鍋肌から酒、しょうゆを加えて混ぜ合わせ、全体に味が行き渡ったら、マヨネーズを加える。白っぽさがなくなり、ごはん全体がツヤっぽくなるまで炒め合わせる。
(4) 小さなボウルやお椀にチャーハンを詰め、器をかぶせてひっくり返し、黒コショウをふる。
マヨネーズを加えたら、米全体に行き渡るように混ぜながら、マヨも加熱。すると香りが立って、しっとりパラパラに!
ツヤツヤのごはんがたまらない! ボリューミーなしっかりコクのあるチャーハンをぜひ楽しんでみてくださいね。
『究極のうまみレシピ』(飛鳥新社刊)には、ほかにも自宅で簡単にお店レベルの料理がつくれるレシピが載っています。