ペットの柴犬の写真をX(旧Twitter)に投稿し続け、その自然体のかわいさが人気となっている@inu_10kg。ESSEonlineでは、飼い主で写真家の北田瑞絵さんが、「犬」と家族の日々をつづっていきます。第65回は「犬と迎えた2024年」についてです。

◆前回のお話はこちらから◆

犬に噛まれてむせび泣き。委ねられる温かさから感じた大切なこと

犬と迎えた、2024年の元旦

犬の冬の朝は遅い。夏はだれよりも早く起きているのに、冬になるにつれて犬の寝顔を眺められる朝が増えてくる。

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犬も熟睡しているわけではなく、なんとなく目が覚めているが起き上がろうとしないのだ。私はぐだぐだと布団を撫でたり蹴ったりするこのひとときが楽しかった。しばらくすると観念したかのようにのっそのっそと起き上がった。

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一歩二歩三歩と進んでグ〜ッと伸びをする。そのまま流れるように全身をブルルルと回転させ、ふたたび伸びる! そしてラストに大きな口を開いてあくびをした。いつものルーティンだが元旦というだけでおめでたい気分。

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そのまま新年初めての散歩に行く。さっそく柿畑でいい感じの棒をゲットしていた! 

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今年は1年を通していい感じの棒を何本ゲットしているか数えようと思っているので、すかさずメモる。

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落ちていた柿をくわえると、家に持って帰ろうとがんばる。なんとか庭まで運びきるとご満悦そうであった。