知らずにたまっている「絶対に不要なもの」
すべての画像を見る(全3枚)少しずつでも、ものを処分する習慣をつけておくと、老後がラクになります。まず、無意識にためてしまった不要品から手をつけ、弾みをつけましょう。
●使うのがストレスなもの
重い、大きい、片づけるのが大変、メンテナンスが面倒など、使っていてストレスに感じるものは、がまんして残しておく必要なし。体力や気力が衰える60代以降は、使いやすいものだけを残してラクに暮らしましょう。
●壊れたもの
欠けた食器、インクの出ないボールペン、かかとのすり減った靴、動かない家電など、使えなくなったものは意外と家の中にあるもの。棚や引き出しの奥に長年あって、見落としていることも。
●明らかなゴミ
捨てやすいのは、食品のあき容器、古いレシートなど判断に困らない明らかなゴミ。賞味期限ぎれの食材なども見きわめやすいもの。まずは考えずに手を動かして、ものが少なくなる快適さを味わいましょう。
●いやな思い出があるもの
いやな思い出があるものは、見るたびに不愉快な気持ちに。どんなに高価なものでも、とっておく必要はありません。ものとともに、いやな思い出とも決別することで、これから先の人生を前向きに過ごせます。
●数が多いもの
食器、洋服、靴など数が多すぎるものは、家族の人数、外出の機会などを考えて、今の暮らしに合った分量に。マスク、エコバッグなど社会の変化によって増えたものもあるはずです。本当に必要な分だけに絞って。
●次に使う予定がないもの
頻度が少なくても使う機会があるものは対象外。私の場合、スーツケースは、5年おきぐらいに日本に帰国するときに使うので持っています。でも、使う人がいなくなったり、今後使う予定がないものは潔く手放すこと。
『これからの暮らし by ESSE vol.06』では、今回紹介した以外にも、60代以上の暮らし上手さんの「ものの持ち方 手放し方」、後悔しない「終の棲家(すみか)」の選び方、若々しい肌&体をつくる「整え」美容、村上祥子さんの冷凍パックごはんなど、暮らしに役立つ情報が満載です。