50代、60代と年齢を重ねるにつれ「ものを減らしすっきりと身軽に暮らしたい」と考える人が増えています。YouTubeでシンプルなインテリアや暮らしのコツを配信するライフさん(63歳)もそのひとり。現在夫婦でふたり暮らし、「あって当たり前と思っていたものが、じつはなくなっても困らない」ということに気がついたライフさんに、思いきって手放してよかったものを教えてもらいました。

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手放せるかも?と思ったらすぐに行動に移します!

使いづらくなったり、子どもが独立して使用頻度が減ったら、すぐ処分を検討するのがライフさん夫婦。つくりつけの家具など、大きなものもなるべく自分たちで作業します。
「最初に処分したのは靴箱。かなり昔に外しましたが、当時同居していた子どもたちも自然と受け入れてくれました」(ライフさん、以下同)

最近は洗面所の大型の棚を外し、小さな飾り棚を設置。
「洗面所にお花やグリーンを飾れるようになり、とても満足しています」

玄関
夫婦2人でシンプル暮らしを楽しむライフさんのすっきり玄関。かつては赤点線で囲った部分に靴箱がありました
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以前は、腰までの高さがある家族用の靴箱を玄関口に置いていました。手放したところ玄関がすっきり。グリーンやアートも飾れます。「明るく広々として、見た目もよくなりました」

手放したもの1:靴箱

靴箱を処分したあとは、廊下の収納棚をシューズクローゼットとして使用することに。大胆な利用手順をのぞき見してみました。

(1) 帰ったら、靴を乾かす

靴を脱ぐ女性
帰宅したら一旦、靴はたたきに置いて乾燥

帰宅後は靴を半日以上たたきに放置。「泥やホコリを落としやすくします。濡れていたら乾くまで1日以上置いておくことも」

ニューバランスのスニーカー

「放置しているように見えますが、じつは乾燥中です」

(2) 半日後、ブラシがけする

靴をブラッシング
玄関外でささっとブラッシング

ブラシでささっとホコリを落とせば、次に履くときもきれい。

シューズブラシ

「ブラシも、シューズクローゼット内に保管しています」

(3) 靴を持って5歩先の棚へ収納

靴を持って歩いている女性

「5歩先のシューズクローゼットに収納するのは、とくに手間は感じません」

靴を靴箱に収めている女性

あまり使っていなかった廊下の収納を有効活用し、すっきり玄関を保っています。