自分の黒歴史を赤裸々に描いた漫画を、インスタグラムで発表している大盛のぞみさん。2人の子どもを育てる母でもある彼女が、“ほっこり下品”な、ゆるい子育て漫画をお送りします。
託児所で働き始めたのぞみさん。そこでの経験や出会いは、大きな影響をもたらします。
託児所での仕事開始! 悩みがしゅるしゅると消えていった
受かるかなーどうかなーと心配しながら向かった面接。
始まった途端サラッと合格してしまいびっくり!
子育てが向いてないと思ってるのに、託児所での保育補助なんて私にできるの!? と、受かったあとにちょっぴり悩んだけど、これが全然大丈夫だった。
仕事と割りきっているからか、癇癪を起こされてもイヤイヤされても、精神的なしんどさをまったく感じずに働くことができた(体の疲れはハンパなかったけれども!)。
そして働き始めてよかったなーと思ったことが一点。
それは、息子に対して「なんって扱いづらい子どもなんだろう!」と感じていたけど、意外と普通のことだったんだな、と思えたこと。
そして、イヤイヤする子も寝ない子も案外いること、どこのお母さんも大変な思いしてるんだなーと思ったら、自分ばっかりしんどいと思い込んでた気持ちがシュルシュル消えていった。
託児所に来るお母さんたちの姿も、私にすばらしい光を与えてくれた。
場所柄、夜のお店で働いてるお母さんが多かったせいもあるのかもしれないけど、大体みんなおおらかな感じの子育て。
「昨日子どもとスゲー夜更かししちゃってー!」とかアッケラカンと喋ってるのを聞いて、「なるべく体にいいものを食べさせなきゃ!」とか「規則正しいリズムをつけるために時間内にスケジュールをこなさなきゃとか!」とか、100%で取り組んで息切れしていた自分に対して、「これからはだいたいでいいな。8割できてたらいい。上等じゃ」と思えるようになったこと。
ウジウジ悩んでた1年8か月ってなんだったの? ってくらい、気持ちがラクになったのです。