ESSEonlineに掲載された記事のなかから、11月に読みたいベストヒット記事をピックアップ!
年齢を重ねると「似合う服がない」と服選びに悩みをもつ人は少なくありません。そこで、多くの50代以上のファッションの悩みに向き合ってきた、服飾戦略スタイリストの窪田千紘さんに、だれでも簡単におしゃれ度が上がる服選びのコツを教えてもらいました。今回は、50代、60代の読者モデルを例に、「やせなくても似合う」ファッションのポイント2つをご紹介。
記事の初出は2022年11月。内容は執筆時の状況です。
すべての画像を見る(全7枚)やせなくてもすてき。大人世代の服選びのポイントは?
「おしゃれ、きれいになるためには『まずやせなければ!』と思っている方が多いはず。でも最大のポイントは「体型の変化や特徴を受け入れて、サイズ選びとシルエットを見直す」こと、と話す服飾戦略スタイリストの窪田千紘さん。
「ほんの少しのコツで、おしゃれがもっと楽しくなりますよ」
●50代はゆったりシルエットが大事!変化に合わせて柔軟に
「『入るサイズ』と『美しく見えるサイズ』は違います。体のラインがゆるみやすい50代以降は、ぴったりした服ではなく、ゆとりのある服の方がシルエットがきれいに見えます」と窪田さん。「小さめがいい」という思い込みを捨てることから始めて。
●1:自信をもってサイズを上げる
「私は9号! Mサイズ! と思っている方のほとんどが、じつは11号や13号、Lサイズがちょうどいいんです」と窪田さん。
<NG:自分の中のジャストサイズを着た場合>
今回はTシャツで比較。なんとか着られたものの、胸やおなかがパツパツで無理している印象に…
<OK:本当のジャストサイズを着た場合>
適度にゆとりがあるシルエットですっきり!
今回はS→XLへ3サイズアップ。サイズを上げることで服と体の間にすき間が生まれ、肉感も拾いません。ほかのアイテムも同じ考え方で試して。