トイレに鏡を置いて、空間を広く感じる

トイレの鏡
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公共の場のトイレに鏡は必須ですが、自宅だとそこまで必要性を感じないかもしれません(たいてい、洗面所が近くにあるので)。

わが家は、来客用にと設置しました。加えて、自身の身だしなみチェックにも利用しています。ここにあると、自然に覗き込めるのです。

わが家のトイレはシンプルで殺風景になりがちですが、鏡があると、枠が額縁のように見えてインテリアとしての効果も。

また、照明が反射して明るくなるうえに、狭い空間が広く見える効果もありますね。

ただ、一点だけ残念なのは、この鏡が重いこと。掃除の際に取りはずすときに、だんだん重さを感じるようになりました。もしも次に交換する機会があったら、今度は軽いものを選ぼうと思っています。

 

キッチンの鏡は笑顔の練習用に。表情筋を鍛える

キッチンの鏡

「キッチンに鏡?」と驚かれるかもしれません。これは自分の戒め用に設置しました。

子どもたち(現在は独立)が小さかった頃のできごとです。

筆者が台所仕事に追われて無表情でいたら、娘が「怒ってるの?」と聞いてきたことがありました。別に怒っているわけではなかったのですが、表情筋が下がり怖い顔に見えたのでしょうね。

子どもたちの記憶に、「イヤイヤご飯をつくっている母親像」が残っては大変。そこで、自分の表情を確認するために鏡を置くことにしたのでした。

 

台所仕事のすき間時間に鏡を見る

鏡を見ながら、台所仕事のすき間時間に、口角を上げる練習を。これだけですが、子どもの話しかけに笑顔で反応できるようになれました。

あれから数十年。鏡はやはりそのままにしています。60代となった今は、年齢とともに乏しくなる表情筋を鍛える意味で、ちゃんと口角が上がっているか確認しています。

笑顔をつくると、脳は楽しい作業と錯覚するそうですね。不思議と、気持ちにも余裕が生まれます。台所仕事が苦にならずにできるのは、鏡のおかげかもしれませんね。