●自分のライフスタイルを自覚する

自宅にいることが多い人、スーツ着用でバリバリ仕事をする人、生活スタイルは年齢によっても変化します。自分が長く過ごす服に焦点を合わせれば、素敵に見える時間が長くなります。日常よく着るシチュエーションの服を見直し、そろえておけば自分に自信がもてること間違いなしです。

「今のライフスタイルに合っていること」が、服を整理するときに重要なポイントなのではないかと思います。ライフスタイルに合う服がメイン服、そこに力を入れて服をそろえれば満足度は高くなります。

私の場合は、転職によりOLファッションから動きやすいカジュアルなものに変化しました。着ない服は手放してクローゼットに空きをつくり、少しずつ今のライフスタイルに合うものを揃えています。

●今の自分が表現されているクローゼットが理想

クローゼット
きんのさんの現在のクローゼット
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今回、私も数年ぶりにクローゼットの中身を全部出しました。数年前の引越し時にかなり服を減らしたにも関わらず、着ない服が増えていました。

服を吟味し、自分が本当に着たいと思う服やライフスタイルに合う服だけに絞ったら、35着程度になりました。これで1年を過ごせるのかと言われるとまだ自信がありませんが、服を減らしたことで手持ち服の内容が理解できました。どんな服を持っているのかは、クローゼットを開けると一目でわかります。

クローゼットを開けてみて今の自分が表現されていると思えるなら、それは実用的でよいクローゼットなはず。自分の生活の中で、いちばん長く過ごすときに着ている服が似合っていて快適なら気分がいいでしょう。

自分らしい着こなし=自分の生活に合った服を手に入れるため、これから服を入れ替えたり、足りないアイテムを買い足したりしながらクローゼットの中身を理想に近づけようと思います。自分とともに変化し続けるクローゼットには、 「今の自分に必要な服」だけ保管するようにしておけば、買い替えプランも考えやすいはず。

●似合わなくなったら、新しい自分を見つけるチャンス

今までの服が似合わなくなったなら、新しい自分を見つけるチャンスだと思うようにしています。「似合う服がない」と嘆くのではなく、今まで着たことのない服にチャレンジし新たな自分を見つけていきましょう。

年齢や環境で変化し続ける自分、似合う服も変化していきます。似合う服探しは今の自分を知ることにもなり、快適な生活につながると思えば、なんだかワクワクしませんか?

きんのさんの、これからの暮らしを豊かにするためのアイデアが『54歳おひとりさま。 古い団地で見つけた私らしい暮らし』として1冊の本になります。現在予約受付中ですので、ぜひチェックしてみてくださいね。
54歳おひとりさま。 古い団地で見つけた私らしい暮らし

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