買い物に行くのを忘れた日は、家にあるものでなんとかしてみませんか? 「冷蔵庫になにもない」「節約したい」ときでもおいしく、豪華見えするアイデアをお届けします。教えてくれたのは、元祖・節約主婦として知られ、カウンセラー・エッセイストとして活躍する若松美穂さんです。
50代の簡単な食卓アイデア4つ。出すだけ、切るだけで節約にも
最近、お客様や友達と「体力が落ちてきているのを実感する」という話になります。
自分自身、まだまだ元気、もっと仕事をがんばりたいと思いつつ、疲れるとなにかが抜けている。あらら、まただわ…と焦ります。
買い物を忘れることもよくありまして、冷蔵庫が空っぽなことに自分がいちばん驚きつつ、あるものでなんとか食事をつくろうと考えます。買い物をしないので節約にも。
●1:大皿と小皿に食材を盛りつけて目から楽しむ
食材が少ない時に活躍する秘密兵器は、大皿×小皿の盛りつけ。普段使っていない重箱やカゴを利用してもいいと教えて下さった方もいました。そこに小皿を並べてもいいかもしれません。
すべての画像を見る(全10枚)少しずつ残っているおかずや食材を小さな器に入れ、とにかく並べるだけ。中身はどうあれ、見た目が華やかになり、いろいろある感が出るので、家族は喜びます。
ここでは“手巻き寿司風”の食卓にしてみました。
●2:シーチキンやスパムの缶詰で手巻き寿司風
常備しておくとラクなのが「海苔」と「すしのこ」「冷凍ご飯」です。お刺身がなくても、卵焼きがなくても、家にある食材で上記“手巻き寿司風”を楽しむことができます。
用意する方も、並べるだけ・切るだけで、調理が必要ないのが助かります。具材がたりない場合は、シーチキンやスパムなどの缶詰でも大丈夫。
納豆も手巻き寿司風にあるとうれしいもの。いつもとは違った食感になるので、あらびきコショウを入れるのも好きです。