自分の黒歴史を赤裸々に描いた漫画を、インスタグラムで発表している大盛のぞみさん。2人の子どもを育てる母でもある彼女が、“ほっこり下品”な、ゆるい子育て漫画をお送りします。
今回は、ゴシップ好きなご近所さんに突撃され…。父に伝えたら意外な展開!
実家の父からの「子どもを連れて帰れ!」の言葉。その真意は?
私はすっかり忘れていた。
刺激の少ない村生活では、ちょっとしたできごとでもウキウキのゴシップになることを!
「あんた離婚したいうて聞いとるけど、どうなん? 離婚しとるんじゃろ?(大ネタを望むキラキラのお目目)」という質問に颯爽と「そうなんよー、これからここでがんばるけん~」と答えてあげるわけにもいかず、気まずく会話は終了。
家に帰って、携帯の無料ゲームを楽しむ父に、
「あのねー、近所のおばちゃんが、私離婚したんやないんか? って聞いてきたんよ。でも私まったく気にせんけん、バブ夫の単身赴任が今月で終わるけど、みんなで気にせず仲良くやっていこうね! 孫おるって幸せやろ?」と言った。すると…。
父はすかさず、
「お前の家はここじゃないけんな。月末には帰りなさいよ。お父さんの幸せはお前たちが3人幸せに過ごすことですけん」とピシャリ!
私はねー、本当にビックリした。
今思うとまったくもってマトモすぎるいい父親だと思うんだけど、当時の私はビックリを通り越して、
「なななな…なに? 私を裏切ったねお父さん!! ひどいひどすぎる!!」
と被害妄想&逆恨み。
またあの孤独な日々を過ごせって言うんやな!! とブリブリ激怒した。
とにかく実家にいてラクすぎて、脳も子どもになってたんだなと、今になって恥ずかしく思い出してます…。