見た目もよくて、家事もしやすいキッチンがいい。それなら、ダイニングテーブルと一体型のⅡ型キッチンを検討してみては。9か月前に平屋の注文住宅を建てた日刊住まいライターは、このプランにしたことで、配膳も片づけもラクに。子どもたちがお手伝いできる調理スペースとして、テーブルが使えることにも満足しています。回遊性がなくとも、使いやすいという納得の理由も語ります。
すべての画像を見る(全10枚)わが家はⅡ型キッチン+テーブルと一体型に
筆者は、夫と子ども3人(15歳、8歳、5歳)の5人家族です。昨年の冬に大手ハウスメーカーで平屋の家を建てました。ダイニングキッチンの広さは約11畳。キッチンはコンロとシンクの分かれたⅡ型キッチンを採用しました。
Ⅱ型キッチンにした理由は、新居では夫婦で料理をすることもあるだろうと考えたから。それに2か所に作業スペースのあるⅡ型キッチンなら、広々使えて調理しやすいと考えたからです。
ダイニングテーブル(幅90×長さ210cm)はキッチンと横並びに。このことで、配膳や片づけがラクになりました。さらにこのダイニングテーブルは、調理スペースとしても活躍しています。
キッチンのワークトップの高さ(86㎝)より低い、テーブルの高さ(72㎝)が、子どもたちと料理をするときにも、ちょうどいいのです。さらに広さもうれしい! 材料を広げてギョーザを包むときなど、ストレスなくできています。
ちなみにキッチンのすぐ後ろには、約2畳のパントリーもあります。ここは、食材置き場としてだけではなく、サブ冷蔵庫(子どもたちの飲み物や調理不要の冷凍食品用)や資源ゴミ類、日用品のストックの置き場としても使用。
キッチンは回遊性よりも設備と通路の幅を優先
利便性の高い回遊キッチンにしたかった筆者。ですがそれは選択しませんでした。幅60cmの食洗機を導入するため、キッチンの幅を削れなかったからです。
シンク側のキッチンの幅は、213cmとしています。調理スペースをしっかり確保。
このメリットがあるので、回遊できるアイランド型にしなくて、結果的によかったと思っています。余裕があるので、調理台としてだけではなく、プラスチックゴミ類を乾かすスペースにも。