夫の代わりに筆者が書斎を使う機会が増えた

スタディスペースのデスクの様子
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一方で、家づくり当時には思いもしなかった、自宅でパソコンを使って仕事をする機会が増えた筆者。日中、仕事はほぼリビングのスタディースペースで行っています。

ただ、わが家のLDKはオープンな間取り。Web会議(筆者は、オンラインで講師もしている)をする場所としては、向いていません。ですので、大切な会議は、夫の書斎を使うようになりました。

 

スタディスペースにデスクトップパソコンを置いた様子

ただ、ここで問題が…。書斎は最低限の広さでつくっています。デスクの幅はありますが、奥行きがあまりないので、パソコンを操作しながらメモをするときなどが不便です。

なにより、デスクトップパソコンを2階へ移動するのは、筆者にとってなかなか大変な作業です(筆者は自分専用のパソコンを持っていません)。

インテリアを夫に任せたこともあって、少々雰囲気も男性っぽい? オンラインで筆者がレッスンをする場所にしては、少し硬いことがちょっと気になります。

こんなことなら、1階にスタディースペースと2階に夫専用書斎をつくるのをやめておけばよかった? 代わりに、「LDKに隣接した、半個室空間の夫婦兼用ワークスペース」がある間取りにしておけば正解だったのかも?

後者なら、サッとパソコンにアクセスしやすい環境はそのままに、コストが削減できました。そのうえ、夫婦でフレキシブルに使えて、便利な気がしています。

 

ライフスタイルの変化で、部屋の使い方は変わる

家は基本的に何十年も住むものです。ですが、数十年先の生活なんて予想できるわけはありませんし、思ってもいなかった変化もたくさんあるもの。現時点で家づくりのときからだいぶ変わっていますが、このあと数年たっただけで、もっと変わるかも?

用途が変わっても、状況に合わせて使い続けられる間取りにすることが大事。「専用」「最小限」を重視した書斎づくりをきっかけに、そう気づいた筆者でした。

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