●3.実際に行動する
すべての画像を見る(全4枚)やるべきことを明確にし、やらない理由を解決したら、先延ばしにしていたことを実際にやり始めます。うまく取り組むコツを、5つ紹介します。
1) アクションプランをつくる
いつ、どんなタスクをやるか、リストにして、順番にやりましょう。頭の中で考えているだけだと、なかなか行動できません。
2) 1日のうちの早い時間にやる
嫌なタスクほど、早めにやると、重たい気分で1日を過ごさなくてすむし、やり忘れることもないし、仕事が立て込んで、できないまま終わることも防げます。私のおすすめは朝いちばんです。
3) 進捗状況の可視化
作業がどこまで進んだか、目でわかるようにしておくと、やる気が継続します。
私はやらねばならないプロジェクト(たとえば本の執筆など)は、作業を細分化し、To-doリストにして、ひとつ終わるたびにチェックを入れています。手帳やカレンダーに印をつけたり、シールを貼ったりするのも効果的です。
4) 節目節目で自分にご褒美をあげる
小さな目標を立てて、それが終わったら、自分にご褒美をあげるか、お祝いをするのもおすすめです。やるべきことをやったら、読みたかった本を1章だけ読むなどちょっとしたことでかまいません。
5) ほかの人と行う
可能なら、ほかの人と一緒に作業すると、お互いはげまし合えるし、発奮もできます。一緒にやる人がいないときは、オンラインで仲間を探すといいでしょう。
以上、物事を先延ばしにしないステップを紹介しました。とくに、私が効果的だと思うのは、作業の細分化とアクションプランの作成です。
どんなに大変そうなタスクやプロジェクトも、小さな作業の積み重ねにすぎません。がんばってください。
筆子さんの著書『50歳からのミニマリスト宣言!』(扶桑社)では、ここで紹介した以外にも、上手なものの減らし方や、ミニマリストになってよかったこと、体と心の健康を保つコツなど、これからの暮らしに役立つ内容をたっぷり掲載しています。