SNSで日々のおしゃれを公開している女優・柏木由紀子さん。5月に、はじめてのファッションブック『柏木由紀子ファッションクローゼット』(扶桑社刊)が発売され、発売前重版がかかるほど好評。そんな柏木さんのおしゃれのこだわりの一つであるメガネのお話と、そして6月に公表した目の病気について伺いました。
すべての画像を見る(全3枚)柏木由紀子さんがメガネをかける理由
――柏木さんというと、今やメガネの印象が強いですね。なにかこだわりはありますか?
柏木:最近はメディアに出るときもずっとメガネをかけています。私らしいおしゃれの決め手となっているかな? と思いますね。
若い頃は視力がよかったのでメガネに憧れていて、伊達メガネをかけていました。でも年齢とともに手元が見えなくなってきて、いつの間にかメガネは必需品に。視力がよかった分、老眼になるのも早く、度が変わるたびに新しいメガネをつくっていたら、どんどん増えていって。今では30個ほどもっています。
といっても、数年前に白内障の手術をしてからは老眼も治ったので、じつは今も度の入っていない伊達メガネをかけているんです。私がメガネをかけているいちばんの理由は、「目元のシワを隠したいから」。コンプレックスをおしゃれで隠せるので、もはや私の相棒! メガネをしていないと、無防備な感じがして、恥ずかしくて人に会えないくらい(笑)。
もっているものは、どんな服装にも合わせやすいブラウン系のものがほとんどです。最近はフレームの形や素材のバリエーションも豊富ですが、自分に似合うメガネを見つけるのは意外と難しいもの。私はいつもお店の方と相談しつつ、顔とのバランスや、かけ心地を大切にして選んでいます。