●味つけをするときのコツは?

長谷川さん
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――料理をつくる際に、“味つけ”が苦手な方もいらっしゃるかと思うのですが、長谷川さんはどうされていますか?

長谷川:私の場合は、考えている時間が長い上に、塩分濃度などはあらかじめ計算するなど、 ある程度設計してから試作するので、味つけに大失敗ということはあまりないですね。ただ、日々のごはんづくりの中で工夫していることはあって、最初から調味料を使いすぎないようにしてます。

新しい料理に挑戦するときは、あらかじめ薄味にしておいて、あとから自分や家族の好みに応じて、味つけをたしていくと“そのおうちにしっくりくる味”になると思います。から揚げやつくねなど、材料と調味料を混ぜてつくるものも、味つけは極力少なめにすると、「どうしよう…」みたいな事態は防げると思います。

――たしかにあとからたしていく形だと味つけに失敗しなくてすみそうですね! ちなみに、見た目をよくする方法などはあるのでしょうか…?

長谷川:小ネギ、三つ葉、それに今の季節ならば大葉さえあれば、見た目問題は乗り切れると思いますよ! 私も、この3つがなんとかしてくれると信じて料理をしています(笑)。

●料理に挫折した夫がつくってくれた!

長谷川さん

――料理初心者や、日々料理をつくり続ける人の立場に寄り添ってらっしゃいますが、ご自身の身の回りで、なにかうれしい変化などはありましたか?

長谷川:夫が料理に挑戦したんです。彼は初めてひとり暮らしをした際に、料理本に書いてあるハンバーグの工程があまりにも難しすぎて、つくることへのモチベーションが下がってしまったタイプだったんですね。それが私のSNSを見て、「このハンバーグ、つくりやすい!」と、感想を寄せて下さる方々の投稿を読み、「…俺でもできるかも?」と、なったらしいんです。

本当に、投稿して下さった方のお力添えに尽きるのですが、私が出張中に、本当につくれたと喜んでいたんですよね。今回の本はハンバーグやしょうが焼きといった、定番料理のレシピもかなり分かりやすく載せています。読んで下さる方も、私のレシピを参考に、つくることへの成功体験を少しでも積み重ねていただけたらうれしいです!

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