センサーライトをつけておけばよかったと感じた場所について、小学生の子ども2人を育てる日刊住まいライターが語ります。注文住宅を建てて半年。トイレにひとりで行きたがらない、あるいは、2階の自分の部屋へと階段を上る子どもの後ろ姿などを見て、リアルに感じた後悔とは? 家の中を安心して移動できるって、大事なことです。
すべての画像を見る(全7枚)住み始めて半年。センサーライトをつけず後悔
筆者は夫と子ども2人(小学3年生と6年生)の4人家族。半年前に工務店で延床面積39坪、2階建ての家を建てました。
新居に住み始めてみると、いちいち電気をつけないといけないので、暗いと子どもが怖がったり、消し忘れが頻発したりする場所がありました。もし、センサーライトにしておけば、こんなことにはならなかったはずと後悔しています。
トイレやお風呂へ通り道はセンサーライトがよかった
まず、LDKからの「トイレやお風呂への通り道」について。
たった5、6歩程度と短い距離ですが、普段は照明をつけておらず暗いので、下の娘はひとりで行くことを怖がります。もしセンサーライトが設置されていれば、パッと明るくなるので、そんなこともなかったのではと思っています。
また、自動で照明が消えるわけではないので、消し忘れるケースも。子どもはとくに、その傾向があります。センサーライトがあれば、省エネかつ便利になっていたはず。
階段にはあとづけでセンサーライトをつけるはめに
わが家の玄関ホールには、センサーライトがついています。そして、このセンサーライトが、階段の入り口を照らしてくれます。ただ、階段室の照明は、手動でつける必要が。
階段も、お風呂へ続く廊下と同じように、普段は照明をつけておらず暗い場所。つけたらつけたで、消し忘れの多い場所です。
ですから夜、子どもたちが寝るとき、階段の下までついていき上りきるのを確認してから、大人がスイッチを消すなどということも。この作業が意外と面倒。
結局、手動のスイッチ照明があるにもかかわらず、住み始めてから、階段の上りきったところにコンセントタイプのセンサーライトをつけました。
こうするれば、下から階段を上った際に、階段室の上の方を明るく照らしてくれるのでは期待したのですが…。実際はうまくいきませんでした。階段室のかなり上までいかないと、位置がよくないせいで、センサーが反応しないのです。
つまり、階段を上るときに明るく感じるのは、階段室の入り口(こちらは、玄関のセンサーライトが照らす)と、2階に到達する少し手前付近のみ。階段の途中は暗いままです。
これでは、子どもにとって危険。ほかにいい方法がないか思案中です。最初から階段にセンサーライトを採用していたら、こんなことにはならなかったと思います。