●なかなか実を結ばない人工授精に落ち込む毎日
さて半月後…。
「1人目は人工授精1回目でご懐妊したから…今回ももしかして!?」と抑えきれない期待を胸に、妊娠検査薬を片手にしてそわそわしていたら、普通に生理が来ました。
だよね、できないよね、そんな上手くね。まさかね。前はすっごく運がよかったんだよね。と自分に言い聞かせ、その後も病院へ通い何度かトライ。排卵のための投薬+注射生活が続くのでした。
3~4回ほど人工授精をしたけれど、結局実は結ばずでした。
●30代半ばを過ぎて焦る!不妊治療専門病院へ
当時通勤し、3歳の子どものお世話をしながらの不妊治療だったのでメンタルもいつも以上にイッパイイッパイでした。
かかりつけの産婦人科にて「このまま続けるのもできるけれど、“体外受精”にステップアップするという手もあります」と先生が提案してくれました。
その場合はこの病院ではなく、不妊外来に紹介状を書いてそちらへ行くことになるとのこと。
当時の年齢は30半ば、世間で言う「高齢出産」になる年齢を超えており、本当は子どもは3人欲しかった私は1~2か月も無駄にできない! ととても焦っていました。
しかし不妊外来、周りの知り合いが何人か通っていて、とってもお金がかかるし大変と言っていました。
とりあえず説明を受けに行ってから実際にやるか考えよう。
先生に「紹介状…書いてください」とお願いし、産婦人科での治療から不妊治療専門の病院へ移ったのでした。