実際に住んで2年、ちょっと残念に思うこと

このように、なし崩し的に壁掛けテレビの採用をやめたわが家。実際に住んで、筆者が少し残念に感じたこともありました。

 

テレビを触る娘
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テレビボードの上にテレビを置くケースだと、壁掛けのレイアウトよりもテレビが低い位置になりがちです(もちろん、選ぶテレビボードによって状況は変わるでしょう)。おかげで、とにかく子どもの手アカがつきます。

どうしてもテレビに映るものが気になり、画面を触ってしまうのが子どもというもの。もっとも、壁掛けだったとしても、テレビの位置によっては、ある程度の手アカはつくと思いますが…。

 

テレビの後ろを掃除

もうひとつのデメリットは、テレビボードを置いているので、テレビの下や後ろが、どうしても掃除しにくくなることです。

配線がホコリにまみれるのは気になるので、こまめに掃除をしたいところ。でも、手が届きにくいために、放置してしまうこともしばしばです。

 

それでも思う、壁掛けテレビにしなくてよかった

子どもとテレビボード

そんな残念なことも少しはありますが、テレビの位置がやや低めになることでの見づらさも、とくに問題なし。不便を感じていません。

それよりも、DVDを子どもに見せたい、ゲームをしたいと思ったときに、テレビボードのおかげでさっと準備できるのはとってもラク。

そして、家づくり当初感じていた「壁掛けテレビはおしゃれ」という気持ち。今はそこまで感じていません。気に入ったテレビボードを購入できたため、見栄えの面についても筆者は満足しています。

「テレビ+収納スペース」とトータルですっきりした見た目を目指すなら、わが家の場合は、割り切って壁掛けを諦め、テレビボードを購入して正解だったと思います。

 

暮らしは変わるもの。住んでからやるのもあり

LDKとテレビ

今は壁掛けテレビにしなくても、筆者はとくに後悔していません。そもそも、まだ住んでもいない時点で決めたことに縛られて、不自由を感じながら暮らすのは本末転倒な気がします。

暮らし方はどうしても変わっていくもの。とくに子育て世帯は、それが顕著でしょう。家づくりの際に決めきれないことがあったとしても、それはそれでありだと筆者は思います。

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