フランス料理のシェフから家政婦に転身し、気軽でおいしい家庭料理レシピが大人気のタサン志麻さん。
そんな志麻さんのレシピには、いつもの料理が簡単においしくなる工夫が満載! この連載では、日々の料理を楽しむために「志麻さんが本当に伝えたいこと」をレシピと一緒に伝授します。今回のレッスンテーマは、ガツンとおいしい「薬味みそカツ」です。
志麻さんの「薬味みそカツ」。揚げ時間短めでもカリッとおいしい
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暑いけれど夏に食べたくなる揚げ物。ここでは、薄切り肉なのに満足感たっぷりの「薬味みそカツ」のレシピとコツを志麻さんに教えてもらいました。
<ポイント1>揚げ物は少ない油でOK
油を使う量が多かったり、処理が面倒だったりで敬遠しがちな揚げ物ですが、“揚げ焼き”にすれば、そんな問題を解決することができますよ。
たいていの揚げ物はソテーと同じ程度でOK。衣に油がまんべんなく当たってさえいれば、おいしそうな揚げ色がちゃんとつくので大丈夫。
<ポイント2>しっかり揚げ色がついてからひっくり返す
きれいに揚げる基本は、いじりすぎないこと! いじるたびに油の温度が不安定になり、何回も低温になることでベチャッとして、揚げ色もうまくつきません。あわてず、しっかり揚げ色がついてからひっくり返して。
<ポイント3>豆腐はなにかと使えます
みその味によって、砂糖の量は加減して。豆腐ペーストが残ったら、焼いた肉につけるなどソースとして使うのがおすすめです。