マスクを外すと、隠れていた顔の下半身のたるみが気になるという人も多いのでは? 50代のコスメライターMachikoさんが、メイクで解決する方法とオススメのプチプラコスメを教えてくれました。

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「たるみ」はとりあえずメイクで引き締める!

女性の顔
顔はメイクで引き締めて見せることができる(イラスト:hosho*)
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遂にマスクなしでもOKとなり、まだ装着している人はいるものの、久しぶりの爽快感を堪能している人も多いと思います。

ですが、久しぶりに顔を全部出ししたら、「たるんでるかも」「顔が大きくなった?」「老けてる?」とぎょっとしたという人もいるかもしれません。

この3年、顔の半分から2/3がマスクで覆われていることに安心し、慣れきっていたため、顔の下半分のスキンケアはおざなり、リップも塗らない日々が続いていたので、口元を意識する場面も少なく頬が下がってたるみ、フェイスラインはぼんやり…。

メイクをした女性のイラスト
(イラスト/hosho*)

スキンケアや美顔器などでたるみケアをすることもオススメですが、正直たるみを1日で解消することは不可能です。そこで、とりあえずメイクでごまかしましょう。いくつかのポイントを覚えておくと、すっぴんよりも顔をシュッと引き締めて見せることができます。

プチプラコスメ

しかも、すべて2000円以下のプチプラコスメで可能。筆者も愛用しているオススメのアイテムをご紹介します。

●1:まずシェーディングで輪郭を削る

横顔
(イラスト:アゲオカ)

最も手っ取り早い方法は、耳からあご先にかけてのフェイスラインの骨部分にシェーディングを入れて、輪郭を削ることです。

ポイントは骨の下側だけでなく、骨をまたぐようにして頬の方にも少しかかるように入れること。大きめのブラシでサッとなでるように入れましょう。
頬の面積が気になる人は、頬に入れる面積をもう少し広くしてもよいですが、色が濃くなりすぎないように注意を。色が濃すぎるとデーモン閣下に近づいてしまいます。

シェーディングを入れる場所で唯一NGなのはこめかみ部分。
50代の女性はこめかみ部分がそげてくぼんでくることが多く、そこにさらに影色を入れると骸骨っぽさが出てしまうので、入れない方が無難です。

シェーディング

またシェーディングは影なので、パールの入っていないマットな質感のものを選びましょう。パールが入っていると、光を拾って膨張してしまい、望んでいる引き締め効果が薄れてしまう場合もあります。

写真の「リリミュウ」の「シアーマットシェーディング 01 グレージュトーン」1760円 は、マットな質感のベージュからブラウンの影色3色。大きめブラシでグルグルっとブレンドして塗ることで肌になじみやすく、ごく自然にフェイスラインを引き締めて見せてくれます。