副菜に悩んだら、キノコはいかがでしょうか? 種類が豊富で香りや食感もよく、主菜にたりない要素をカバーして献立に変化をもたらしてくれます。さらに、ヘルシーだからたっぷり食べても罪悪感はゼロ。キノコは副菜づくりの常連だという、人気日本料理店「賛否両論」店主・笠原将弘さんに、簡単にできるレシピを教えてもらいました。

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笠原将弘さんの秋に食べたい「キノコの副菜」。豊かな風味と食感がクセになる

食卓の定番化必至の「エノキ」の副菜レシピ

食物繊維やミネラル豊富なキノコ類は、日々の食卓に積極的に登場させたい食材のひとつ。

●エノキの塩辛炒め

エノキの塩辛炒め
バターを入れるのがポイント
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味つけと具を兼ねたワザありの塩辛使いは必見!

【材料(4人分)】

  • エノキダケ 2袋
  • イカの塩辛 30g
  • バター 20g
  • 粗びきコショウ(黒) 少し

【つくり方】

(1) エノキは根元を除いてほぐす。フライパンにバターを入れて溶かし、エノキをしんなりするまで中火で炒める。

(2) 弱火にしてイカの塩辛を加え、香りが立つまで炒める。器に盛り、コショウをふる。

 

●エノキメカブ

エノキメカブ
たくさん食べても罪悪感ゼロ

2つのとろっと食感を合わせた最強のヘルシー副菜。

【材料(4人分)】

  • エノキダケ 1袋
  • メカブ(味つき) 3パック
  • 万能ネギ 3本
  • A[だし汁 1カップ、しょうゆ、みりん、酢 各大さじ1]
  • 一味唐辛子 少し

【つくり方】

(1) 万能ネギは小口切りにする。エノキは根元を除いてほぐす。

(2) 鍋にAを入れて中火で煮立て、(1)のエノキを加えて2~3分煮る。火を止めて冷ます。

(3) (2)とメカブを混ぜ合わせて器に盛り、万能ネギを散らして一味唐辛子をふる。

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