食費の値上がりが話題の昨今、強い味方になるのが「下味冷凍」。食材に下味をつけて冷凍保存することで、食材ロスを防ぐうえに調理の手間も省き、さらに味が染みておいしいといいことだらけです。特売のときに買っておけば、食費節約にお役立ち! 新谷友里江さんに鶏胸肉のレシピを教えてもらいました。

鶏胸肉の下味冷凍 「塩鶏」のつくり方と活用レシピ

下味に砂糖を加えることで保水性がアップし、胸肉もやわらかに。シンプルな味だから和洋中どんな料理にも万能に使えます。

●塩鶏

塩鶏
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材料(つくりやすい分量・1袋分)

  • 鶏胸肉 2枚(400g)
  • 酒 大さじ1
  • 砂糖、塩 各小さじ1

【つくり方】

(1) 鶏肉は1cm厚さのそぎ切りにし、大きければひと口大に切る。

(2) 冷凍用保存袋にAを入れて混ぜ合わせ、1を加えてよくもむ。平らにして空気を抜き、袋の口を閉じて冷凍。

 

●鶏肉とカボチャの塩バター炒め

カボチャ

甘いカボチャに塩バター味がマッチ!

材料

  • 塩鶏 1袋
  • カボチャ 1/8個
  • 水 大さじ2
  • バター 20g
  • 塩、粗びきコショウ(黒) 各少し

【つくり方】

(1) 「塩鶏」は電子レンジ(600W)で1分ほど加熱し、表面を解かす。カボチャは種とワタを除いて1cm厚さのひと口大に切る。

(2) フライパンに1、分量の水を入れ、フタをして中火にかける。温まったら弱火にし、ときどき混ぜながら10~12分蒸し焼きにする。

カボチャとフライパン
火のとおりにくいカボチャは生のまま、凍った鶏肉と一緒にフライパンに投入。水を加えて蒸し焼きにすれば、同時に火がとおる

(3) フタを取り、バターを加えてさっと混ぜ、塩で味をととのえる。器に盛り、コショウをふる。

[1人分232kcal]

 

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