●着物の買い取りを依頼。タンスに眠らせず役立つ場へ

次々と出てくる着物
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着物の買い取りは、インターネットで調べて出てきた大手の業者に決めました。
どこの業者も買い取りには次のような条件がありましたが、私がお願いした業者は買い取り不可となった着物を格安レンタルや劇団の衣装へリユースするなど、新しく役立てる場を探してくれることが大きな理由となりお願いしました。

 

<買い取り対象>
・着物、帯、長襦袢がセットだと金額アップ
・草履は未使用のみ買い取り
・髪飾りなどは「まとめて〇円」で買い取り

 

<買い取り不可(無料引き取り)>
・子どもの着物は買い取り不可
・ウール素材は買い取り不可
・肌襦袢は買い取り不可
・着物の上の羽織物は買い取り不可
・家紋入りも買い取り不可

なお買い取り金はその日の私のお昼と娘たちへのお土産代、その後の誕生日プレゼント代に消えました。
母は臨時収入があるとよく私や娘たちに「このお金でなにか食べに行きな」「なにか買ってあげて」と言う人だったので、これでよかったと思っています。

 

●受け継ぐのはものだけではない。親から子への愛情も

まとめた着物

両親がかつて私のために着物を買ってくれた、その愛情を考えると着物を手放すことは心苦しくもありました。
でも両親からの愛情を感じられるのは着物だけではありません。ものに限ったことでもなく、なにかができるようになったという自己の成長や思い出の中にもあるはずです。
それらを日々感じられることに両親に感謝しながら、私もひとりの親として娘たちに引き継いでいけたらと思います。

 

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