暮らしやすい家を考えるうえで、洗面脱衣所の広さや位置はとても重要です。5年前にハウスメーカーで注文住宅を建てた日刊住まいライターは、玄関に近い位置に3畳の洗面脱衣所をプラン。大容量の収納をつくったことで、使い勝手もよく満足しています。しかし、脱衣する場所に仕切をつくらず、体のシルエットが見える位置に窓を設置したことには後悔。詳しくレポートします。
すべての画像を見る(全7枚)3畳の洗面脱衣所で子どもとの入浴もスムーズに
筆者は夫と子ども2人(10歳、7歳)の4人家族。5年前にハウスメーカーで家を建てました。
それまで住んでいた賃貸アパートの洗面脱衣所は、わずか1.5畳ほど。子どもたちと入浴すると体をふくのがやっとという広さ。服を着せるのは、いつもリビングでという状態でした。
そういったこともあり、新居の間取りを決めるときに、なるべくゆったりと使いたいと希望しました。
現在の洗面脱衣所の広さは3畳ほど(一般的には、2.5畳あれば余裕が感じられる)。子どもと入浴したあと、服を着せるときも、ゆったりと使うことができています。まだ子どもが小さいので、お風呂から出たあと、動きやすいスペースがあることはとても助かっています。
大きめの収納で洗面脱衣所内もスッキリ
ハウスメーカーから最初に提案された間取りには、洗面脱衣所に収納はありませんでした。
しかし筆者は、入浴後の着替えやタオルを置く場所が欲しかったので、洗面台と洗濯機の間に、床から天井まである大きな収納をつくってもらうことにしました。
この収納は、入浴後の着替えやタオル、ストック洗剤などを置くスペースに。おかげで入居後に新しく収納家具を購入する必要もなくなり、洗面脱衣所内もスッキリと使えています。
メリットが多い!玄関からアクセスしやすい洗面脱衣所
わが家は玄関に手洗いスペースをつくることができませんでした。その代わり、玄関入ってすぐ左の扉をあけると、洗面脱衣所にアクセスできる動線に。この間取りが想像以上に便利でした。
玄関から洗面台が近いおかげで、帰宅後にスムーズに手洗いをすることができます。以前よりも感染対策を意識するようになってからは、とくにこの間取りにメリットを感じています。
ほかにも、子どもたちが雨で濡れて帰宅したときや、泥だらけで遊んで帰ってきたときなども、脱衣所に直接行くことで汚れをリビングに持ち込まずに着替えをすることができます。