●(2) 収納スペースで決める

本棚
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本棚も、ついつい本が増えて上手に収まらなくなり、ごちゃごちゃになりやすいスペースです。

私は、今読んでいる本は仕事用のワゴンに、保存しておきたい本はリビングの本棚へと、目的別に収納しています。よく本を購入するので、仕事用ワゴンがいっぱいになり、気がつくと本が重なって取り出しにくいということがよくありました。

今は、ワゴンに本が入らなくなったら、定期的にメルカリで手放すようにしています。身の回りのスペースをいつも100%で埋めてしまわず、20~30%の余白をもっておくことで、次に読みたい本や自分の好きなことに時間を使える気持ちの余裕がうまれます。

本をもっていることで満足するだけでなく、読んでどう感じたか、どう行動できるかなど、自分の中に吸収することを優先するようになりました。収納スペース=自分の物事を受け入れるうつわも、いっぱいにしすぎないことが大切だと感じています。

●「これだけあればたりる」を知る

ものを少なく、シンプルな暮らしをするためには、今の自分の暮らしには「これだけあればたりる」ことを知るのがポイントです。多くのものに囲まれ、数が把握できないと、ものの管理に追われて、時間も部屋にも余裕がなくなってしまいがちです。いつも使う数とスペースがちょうどよいバランスになるよう、自分の快適量を見つけられるヒントになればうれしく思います。

記事の初出は2022年5月