重い家具を動かすときのワザ
模様替えで苦労するのは、家具の配置換えです。大型の家具になればなるほど、動かすことが難しい…。年齢を重ねれば、業者に依頼しようかとさえ思うでしょう。
しかし今回は、夫婦ふたりで、できるところまでやろうと決めました。
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筆者が今回使った、重い家具を動かすコツを紹介しましょう。重い家具の移動には、底にバスタオルや毛布を敷くと、すべらせて動かしやすくなります。
収納家具の中身をすべて出し、軽くしたうえで、タオルをかませ、すべらせるとスムーズに動き出します。実際筆者も、床をキズつけたり、腰に負担をかけたりせずに作業できました。
現在50代の筆者。この作業も10年後だと体力的に不安になるので、今回、早めに決断して正解でした。
模様替えは家具と室内空間のメンテナンスにもなる
家具の移動のついでに気づいたことがあります。家具のうしろや壁とのすき間に、かなりのホコリがたまっているのです。通常の掃除では、いくらがんばったところで、このすき間には手が届きません。
新築で引っ越してから20年近く。家具を動かして掃除してこなかったことを反省しました。この模様替えの際に、ホコリをしっかり取り除けてよかったです。模様替えは、家のメンテナンスをする機会としてもメリットがあると感じました。
こうして、すっかり様変わりした子ども部屋。今度は夫の個室として生まれ変わりました。30年以上前に購入した家具も再利用。今まであったものだけで、50代夫婦のための新しい環境ができあがりました。
もしも変化することを先延ばしにしていたら、家具を移動する気力や体力が衰えて、実現しなかったかも? そう思うと、まだまだ元気な50代は、いろいろな見直しができる世代なのだと思います。