●家具「捨てたい」と思ったら、始めること
すべての画像を見る(全4枚)大きな家具を捨てようとしても、処分するにもお金もすごくかかると心配になるかもしれません。その場合は、まずは自治体で家具を引き取ってもらえるかどうか確認することがおすすめです。回収してもらえる家具であれば、日時を予約する。そこから逆算して、家具の中に残してある不用品をさっさと片づける、というように、具体的なスケジュールを組むことができるので、スムーズです。
引き取ってもらえない家具は、ネットで調べて業者を探し、見積もりを取ってもらうことから。もしご親戚に力のある若い男子がいるようでしたら、「お礼をするから家具の処分を手伝ってもらえない?」と思いきって頼んでみるのもいいと思います。
●活力のわく春こそ、手放す時季です
家具を減らすメリットはとても大きいと実感しました。
年齢を重ねていくごとに、私たちは体力も気力も落ちていきます。けれど楽しいことだってまだまだしたいし、できます。そのためにも、不要な家具は思いきって処分してみませんか?
罪悪感なく家具を手放すには、目標を定めるのがいちばん。部屋を安全で使いやすい状態にする、自分たちの楽しい暮らしのために変えていく、そんな目標があればがんばれるのではないでしょうか。
さあ、片づけの春がやってきました! ぜひ使っていない家具を手放して、ご機嫌で過ごせる家にしていっていただきたいです。片づけが苦手でずっと逃げていた私にもできました。今日のコラムのタイトルを見て読みに来てくださった人にも、きっとできます。焦らずあわてず、でも確実に、要らないものを手放していきましょう。
片づけと暮らしについてつづった原田さよさんの新刊『50代はやめどき、捨てどき、楽しみどき』(扶桑社刊)はただいま発売中です。