家づくりでキッチンのプランを考えるときは、ダイニングテーブルのことも合わせて考えてみましょう。連続したプランにすれば、料理しているときも会話が弾み、いつもの家族との食事やゲストを招いたディナーがもっと楽しくなります。4つの事例を紹介。新築戸建てでも、マンションリノベーションでも実現可能です。ぜひ参考に。

家電製品は、壁のくぼんだスペースに収納
キッチンをダイニングテーブルとつなげると、もっと楽しい場所になる!
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Case1.目の前にカウンターテーブル。IHコンロと下引き換気扇ですっきり

●Wさんの家 宮城県 設計/建築工房DADA 撮影/松井進

アイランドキッチン

こちらは、30代の夫婦と幼い子ども2人の4人家族が暮らす新築戸建てのキッチンです。

妻が希望したのはオープンなアイランドキッチン。リネアタラーラ社製のオーダーキッチンを採用しました。ダイニングテーブルは置かず、カウンターで食事をするスタイルに。

換気扇は下引きタイプで空間はいつもすっきり

オール電化にしたので、コンロはIH調理器を設置しました。換気扇は下引きタイプを採用。

食事をするカウンターからは、キッチンがフラットに見えます。視界になにも入ってきません。

レンジフードがないので、キッチンに立つと、カウンターとの間をさえぎるものはなにもありません。空間はいつもすっきりです。

子ども部屋からリビングダイニング方向を見たところ

こちらは子ども部屋からリビングダイニング方向を見たところ。天井が屋根なりになっているので、開放感があります。子ども用の遊び場とキッチンダイニングをゾーニングわけできるのも、このプランならでは。カウンターはいつもすっきり。

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