男子3人を子育て中のエッセイ漫画家・マルサイさん。ESSEの連載ではさまざまな「ゆる節約」を実践してきましたが、じつはマルサイさんのお母さんは節約達人。これぞ、元祖・SDGs!?“昭和の主婦の知恵”の数々をご紹介します。
セコいのではなく、賢い!主婦の節約術
すべての画像を見る(全6枚)かつての流行語“省エネ”を今でも実践するマルサイさんのお母さん。「使えるものはとことん使う」その節約術を見せてもらいました。
●ものを捨てずにとことん活用
菓子折りの包装紙は、しっかりした紙質が多いもの。これを捨てずに、揚げ物の際の油きりとして活用しています。下に新聞紙を敷けば吸収率もアップ! ペーパータオルの節約になりそうです。
包装紙はほかにも、ブックカバーにすることも。さらにお菓子の箱は文具入れにしたり、ヨーグルトのフタでニンジンのヘタを水栽培したり、みそのあき容器を再利用したり…。
一見「ゴミ」と思えるものも、もったいない精神で余すところなく活用します。
●冬は石油ストーブの熱で一石二鳥
マルサイさんが実家で暮らしていた頃、冬はいつも石油ストーブの上にヤカンや鍋がのせられて、熱を使って料理や湯沸かしに使われていました。
沸いたお湯はお茶に使われて、どんどんお茶を飲まされていたそう。
●夏は太陽光を利用してガス代節約
夏は鍋に水を入れ、黒い袋に包んで庭に。こうすることで水がお湯になり、いちから沸かす必要がなくなり、ガス代節約に!
米のとぎ汁も捨てずに、植木や庭にまいて、水道代を節約します。