ダイソーブランドの「スリーピー」が昨今話題です。300円という価格を中心に、大人が惹かれるアイテムばかりがそろっているというお店で出合った、おすすめ商品をライターのスギアカツキさんが紹介してくれました。
すべての画像を見る(全7枚)ダイソーの新形態・300円ショップ「スリーピー」で買えるイチ押しアイテム
ダイソーが創立50周年を迎え、その勢いはとどまることを知りません。とくにここ最近では元祖100円ショップとしてのDAISOブランドに加え、300円ショップの「「Standard Products by DAISO(スタンダード プロダクツ バイ ダイソー、以下「Standard Products」)」と「THREEPPY(スリーピー)」にも力をいれており、これらを複合させた大型店舗の拡大が国内外で進んでいます。
●大人可愛いアイテムが満載
スリーピーは、2018年からはじまった300円ショップで、現在の商品数は約2400アイテムにものぼります。そして“あいらしい。そして私らしい。”をコンセプトに、大人可愛い雑貨を追求するブランドとして2022年にリブランディングされたばかり。一新された新店舗が少しずつ増えています。
価格帯は300円(税込330円)が全体の8割、その他100円(税込110円)から1500円(税込1650円)まで幅広くそろっています。また実際に商品イメージを見ていくと、グレーやピンク、ミントなどの“くすみトレンドカラー”を取り入れたアクセサリー、インテリア、食器、ファッション雑貨などが目立ちます。つまり最新のトレンドをおさえながらも、手軽な値段で大人かわいい雑貨を探している人にはピッタリのお店。デザインにおいても飽きずに使えるシンプルで機能的なものが多くそろっています。さてさて、どんな名品があるのでしょうか。
そこで今回は、私がスリーピー銀座店で見つけた、高見えするガラスポットをご紹介。高級紅茶店が驚いてしまうかもしれない質感や機能性についてもレポートしたいと思います。
●イチ押し!アンティーク調の耐熱ガラスポット
今回、紹介するのが、耐熱性のガラス製ティーポット。外側やフタはもちろんのこと、内側に付属している茶こしもガラス製でシンプルな構造が機能性を高めてくれています。ガラス製はニオイが残りにくいという強みがあるため、さまざまなお茶に対応しやすいのも魅力的。
サイズは2タイプあり、400mlが330円、600mlが550円という価格になっています。ヨーロッパのアンティークショップにありそうな雰囲気のデザインですが、すべてクリアガラスでつくられているおかげで、全体的に軽やかなモダンさが漂っています。
じつは私は、海外の超有名紅茶店で吹きガラス製のポットを購入した経験があるのですが、その時の値段が2万円以上だったことを思い出しました。2万円のポットは細かいデザインや透明感、厚みなどの点において確実に秀でてはいますが、500円と2万円の差があまりにも大きいため、気軽にガラスポットを楽しみたいという方には550円のスリーピーをオススメしたいと思いました。