50代の挑戦がゆくゆくの自分をブラッシュアップしていくもの。今年60代を迎えるというトップブロガーの中道あんさんは自分の中で起きた”よい変化”に気づいたそう。今回、いい意味で「年をとって遠ざかった」ものについて教えてくれました。
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60代に向けて、ほどよく遠ざかったもの
50代でさまざまなことに挑戦したことで、成果を感じたものがいくつかあります。今回、そちらを紹介していきます。
●「がんばる」ことより「続ける」ことの大事さを実感
前回の人間ドックは2021年8月でした。ついつい先延ばしして1年半ぶりに受けにいきました。今回の結果はというと、内臓脂肪面積がここ十年間のうちで最低値でした。まだアラフィフだった53歳のときより33%も減っています。じつに脂肪面積の1/3が消失。しかも体重は変わらないのでその分、筋肉量が増えたのでしょう。
ピラティストレーニングを始めて2年が過ぎようとしています。月に6回だけのピラティストレーニングでここまで成果がでるとは驚きです。「鍛えている」というとなんだかストイックに聞こえてしまいますが、実際は和気あいあいとして絶対に無理をしないようにしています。すぐに「ダメ~」と諦めてトレーナーを困らせる始末。
若いときのようにはがんばれません。でも、続けることの大事さを知っているからここまで来れました。がんばることはすばらしいことですが、長続きしたためしがありません。電池が切れて動けなくなるより、切らさないように自分を保つ術を持てたのは年の功だからでしょう。
●砂糖や小麦粉から遠ざかるようになった
身体に良い変化が起きると、口に入れるものまで変わりました。パンやケーキ、パスタをあまり食べなくなりました。自分の中で小麦粉離れが進んでいます。朝食を食べないようになり、自然にパンを食べなくなったからでしょう。ケーキもカフェに行ったときくらいなもの。
一時はケーキやパンづくりにハマっていたので、小麦粉や砂糖の消費量も半端なかったです。きっと摂りすぎだったのでしょう。冷え性になり、寝ているときにも靴下を履いていました。夜中に足が攣って痛さで悶絶することが何度もありました。
先日砂糖の容器をあけてみたら、湿気で固まってしまっていたので、相当使っていないと気づきました。夕ごはんは魚料理が中心で旬のお野菜を簡単に調理し、必ずみそ汁も。砂糖や油の出番が少なくなりました。
33年前にもらった中華鍋はここ数年出番なし。大そう使い込んだのでおいしく調理できるのですが、重くて持て余し気味。もう、そろそろ手放してもいい頃かもしれません。年をとったら、道具は軽くてコンパクトがいいですね。