夜なかなか寝つけない、という人は日中の過ごし方に原因があるのかも。快眠セラピストの三橋美穂さんに、ぐっすり眠るための日中の習慣について教えてもらいました。
これでぐっすり!今日からできる日中の快眠習慣
すべての画像を見る(全3枚)入眠をスムーズにし、ぐっすり眠るには、じつは朝からの行動が関係しています。良質な眠りを獲得するために、1日の過ごし方を見直してみましょう。
●1:日中は太陽の光を浴びる
朝、太陽光を浴びると体内時計がリセットされて、朝は起き、夜は寝る生活に整います。また脳内物質の「セロトニン」の分泌を促し、夜に「メラトニン」に変化して、眠りを誘います。太陽光を午前中に30分以上浴びて。
●2:食物繊維をしっかりとる
バランスのとれた食事がいちばんですが、意識してとりたいのは食事繊維。血糖値が乱高下する「血糖値スパイク」を防ぐため、睡眠中の血糖値を安定させ、眠りの質を上げるといわれています。
●3:昼寝は15時までに20分程度に収める
夕方に寝たり、昼寝の時間が長いと、夜になっても眠くならず睡眠のリズムが乱れる原因に。昼寝をするなら15時までにすませて。昼寝前にカフェインを含む飲み物を飲んでおくと、覚醒作用ですっきり目覚められます。
●4:夕食は食べすぎない
夕食を食べすぎて胃に食べ物が残った状態だと、睡眠中も消化活動が続いて、眠りが浅くなります。朝すっきり起きられず、睡眠リズムが乱れる原因にも。朝、空腹で起きる状態が理想です。夕飯は早めに軽く、を心がけて。
●5:週末に朝寝坊をしすぎない
普段眠れない分、休日に寝だめをすると、体内時計が乱れて時差ボケ状態に。これが続くと疲れがとれず、心身が不安定になり、健康にも悪影響を与えます。休日と平日の起床時間の差は1時間以内にとどめましょう。