いよいよ2022年もあとわずな時間で終わります。来年をいいスタートをきれるように、人気占い師の富士川碧砂さんが、2023年の特徴と開運方法について教えてくれました。

うさぎ年
今年の開運ポイントは?(※画像はイメージです)
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2023年はどんな年になる?

2023年は卯年ですが、本来の干支で言うと「癸卯(みずのと・う)」年です。この「癸」は「測る」という意味があり、作物が芽吹くタイミングを見計らっている様子をあらわします。また「卯」は跳躍することから、相場の世界でも「飛躍」「再生」の年と言われています。卯は、春の始まりのとき。新しい時代が到来する息吹を感じる年が、2023年なのです

星占いの世界でも、2023年は、時代の大変化期のスタートと言えます。およそ15年、地の星座である「やぎ座」に滞在した、死と再生の星・冥王星が3月から6月まで、風の星座である「みずがめ座」に姿を見せます。その後、2024年、2025年とかけて、冥王星は行ったり来たりしながら「みずがめ座」に完全移行します。これまでの価値観を壊し、再生していく時代に突入するのです。

その大変革のスタートである2023年、私たちはどんなことをすれば、その変化の波に乗り、開運していくことができるでしょうか?

●やりたいことがある人は、前半期に行動を

PCをする女性

その年の開運のキーポイントを見るとき、星占いの世界では木星という星を重要視します。木星はおよそ1年にひとつずつ星座を移動し、その星座の象徴となるものに光を当てていきます。
2023年の木星は、前半期は「おひつじ座」、そして後半期は「おうし座」に滞在します。おひつじ座は、12星座の1番目の星座。行動、リーダーシップ、情熱、直感、競争、運動などを象徴します。やりたいことがあったら、ぜひ2023年前半期に行動してください。ピンとくる感覚を大切にして、物事をスピーディーにこなすことが大切です。また、身体を動かすことはラッキーアクションのひとつになります。家事や仕事でも、率先して身体を動かしていきましょう。

そして、後半期、木星が滞在する「おうし座」は、安定、持久力、ゆっくり、豊かさなどを象徴する星座。前半期にスタートしたことを定着させていくときです。またおうし座は、お金と関連の深い星座です。前半期に始めたことをどう収入に結びつけていくか考えてみてください。また、お金そのものの勉強や節約なども運気アップのカギとなります

●自分の生き方、考え方と向き合うことが開運に

また、2023年の大きな星の特徴は、もうひとつあります。それは修行の星・土星が、同じく3月に「みずがめ座」から「うお座」に移動することです。土星は、およそ3年たらず、ひとつの星座に滞在し、その象徴するものを修行させます。
「みずがめ座」は「風の時代」に象徴されるような星座。オンライン、自立、個性、共有など、この3年、私たちが必死で修行してきたテーマですが、これが変わります。「うお座」は、スピリチュアル、潜在意識など、目に見えない世界、心の奥深くを象徴する星座です。心の深い部分からの変容を促します。自分の生き方、考え方と向き合うことが、土星からの宿題であり、開運アクションとなります

目に見えない力でわたしたちを導いてくださる神仏に手を合わせることは、まさに運気上昇のカギ!