●知っておきたい!年賀状処分の方法
毎年、お正月になると届く年賀状。過去のものが溜まってしまっている方も多いのでは?
ライフオーガナイザーの下村志保美さんには、年賀状を処分する際のポイントを伺いました。
年賀状には住所などの個人情報がのっています。破ったりシュレッダーにかけたり、黒の油性ペンなどで住所や名前を塗りつぶしている人も多いはず。手間がかかっておっくう…というときはこんな方法もあります。
私は年賀状の束をガムテープでぐるぐる巻きにし、中身が見えないようにしたあと処分しています。(※ゴミの出し方は自治体によって異なりますので、分別方法を確認してから出してください。)
年賀状は年に一度の挨拶であり、近況報告。送って相手に読んでもらった瞬間、その役目が終わります。永久保存してもらうつもりで年賀状を送る人はいないので、処分の際の「申し訳なさ」を感じすぎないようにしましょう。
あまり想像できないことかもしれませんが、いずれ年をとって自分が管理できなくなったとき、それらを処分するのはだれかということを考えておくことも必要です。
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●年賀状代わりにはじめたこと
年賀状が負担になっている方も少なくないということでしょう。
主婦業のかたわらエッセイストとしても活動する若松美穂さんは、年賀状をやめて、あることを始めました。詳しく伺いました。
私たち家族も、連絡をとる必要のある関係性の方は、年賀状ではなくてもメール、LINE、SNSなど、なにかしらでつながっていることがほとんど。
また、「送った方がいいのかな?」という気持ちはあっても、年末のあれこれが重なる時期に年賀状をつくるのは、あわただしくて、雑になったりキツイな~と感じることも。
さらにぶっちゃけますと、前の年まで関係があったとしても、年末に年賀状をお送りして、また関係を続ける必要があるのか迷う場合もあります。
年賀状の代わりに、寒中見舞いを送ることに
そこでわが家の場合、仕事関係の年賀状はそれぞれに任せるとして、家庭用の年賀状は出さないことにしました。年賀状をいただいた方に、お返事として、寒中お見舞いを送らせていただいております。
寒中お見舞いでしたら、あえて喪中のようなことを記す必要はないですし、なにより出してもいい期間が長いので、年が明けてゆったりした状態でつくったり、文章を書いたりできるのがいいところ。たとえば、なかなか集まらない家族でも、年末年始にはそろうことも多いでしょう。そこで撮った、直近の家族写真を使ってもいいのですよね。
わが家は余裕のあるお正月中、夫につくってもらい、いただいた皆さんの年賀状を一枚一枚丁寧に拝見しながら、慌てることなくお返事することができました。好きな切手を購入し、その方のお顔を想像しながら選ぶのも楽しかったです。
いろいろなことが多様化する時代。常識にとらわれることなく、無理なく続けられるご挨拶状も悪くはないのかなと思っております。
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