年齢を重ねて、体力的にも毎日の家事が大変になってきた…なんてことはありませんか。家事のなかでも、とくに苦手意識を持っている人が多いのが「洗濯」。ここでは、現在50代、築50年越えの団地でのひとり暮らしを楽しんでいるというブロガーのきんのさんに、日々の洗濯をラクにするために工夫していることを教えてもらいました。
面倒な洗濯がラクになる!「干す」「たたむ」「収納」の手間を省くコツ
すべての画像を見る(全5枚)やりたくない家事ランキングで上位のお洗濯。
単純作業なのに面倒だと思ってしまうのは、「洗う」「干す」「取り込む」「たたむ」「収納する」と、作業工程が多いのも原因です。
私も洗濯物をため込んでいたことや、洗い終わった洗濯物を片づけずに放置していたことがありましたが、工程ごとに分けてムダを省いたら、洗濯がかなりラクになりました。家事で完璧を目指さない人にオススメな、ちょっとズボラな方法をご紹介します。
●そもそもの洗濯物の数を減らす
そもそも洗濯物が少なければ、その後の作業時間も少なくてすみます。洗濯物を減らすために、こんな工夫をしています。
・「ちょっと着ただけの服置き場」をつくり、毎回の洗濯物を減らす
・厚手のふわふわバスタオルをやめて、フェイスタオルを使用する(私はリネン100%の薄手のバスタオルにきり替えました)
・ラグやマット類は使用しない
洗濯するものを見直すことで、洗濯回数自体が減ってラクになりました。
●作業工程もできる限り減らし、たたまない
洗う前の「仕分け」作業も省きます。
色柄ものやおしゃれ着など、仕分けが必要な分だけ洗濯回数も増えます。分けて洗濯しなくていいように、傷みにくく、シワになりにくい普通洗いのできる服を購入するようにし、普段は丈夫なプチプラ服をメインで着ているので洗濯前に仕分けはしません。
また、洗濯物の「たたみ」作業も省いています。
干す用のハンガーと収納用のハンガーを同じものにし、乾いたらそのまま寝室のクローゼットに収納しています。着るときにシワがあっても気にならない靴下や下着は、丸めて脱衣所の衣装箱につっ込みます。たたんで収納しているのはタオルとズボンぐらいです。