CASE2.木の温もりがやさしいナチュラルキッチン
すべての画像を見る(全10枚)●Ýさんの家 東京都 設計/acaa+赤池友季子建築研究所 撮影/水谷綾子
Y邸のキッチンは、タモなどの木材をふんだんに使ったオリジナルデザイン。オーク材の床や木製家具とよくなじみ、ナチュラル感たっぷりです。キッチンは建物の形に沿って、くの字型に造作。シンク横に食洗機を設置しました。
キッチンの壁面には採光用の大きな窓を取りつけましたが、オープン棚で外からの視線を適度にカット。ここにお気に入りの食器を並べて、見せる収納を楽しんでいるそう。そして下部につくりつけたオープン棚にも食器を収納しています。
「子どもが小さいので扉がないのは心配でした」という妻ですが、奥まで目が届いて整理しやすくなったそう。「全部見えると、使わない食器を奥に押し込むことがなく、予想以上に便利です」(妻)。夫も「食器などを増やしていきたい」と話します。
オープンにしたシンク下はゴミ箱置き場に。湿気がこもらず、掃除も簡単です。
キッチンとダイニングはオークフローリングで統一。キッチンの床を下げ、ダイニングに座る人と目線の高さを合わせています。
キッチンとダイニングテーブルは、高さをそろえてつながりを強調。
カウンターは子どものおやつタイムにも活用。調理しつつ見守れます。