こんにちは。若松美穂です。主婦業のかたわらエッセイストなどもやりつつ、楽しく、豊かに暮らすためのさまざまな工夫を提案しています。テーブルまわりを中心に、生活のなかの小さな発見をつづっていけたらと思っています。

若松美穂のおいしい生活
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「毎朝、着る服がない!」を解消。今もっている服を有効活用

秋を満喫するまもなく、一気に冬に突入し、あわてて衣替えをすませました。

そこまではいいのですが、いざ着ようと思ったら、去年も着ていたはずなのに「あれ? 去年はどの組み合わせで来ていたのかしら?」「去年はこれとこれで合っていたはずなのに、髪型を変えたからか似合わない(汗)」「去年までは着ていたはずなのに、丈が短く感じる」などなど、毎朝、困るように…。

そうなると、つい「買うしかない」となりがちですが、クローゼットには、アイテムの数自体は、けっこうあるのです。

洋服

ということで、予定があいている日に、この先のコーディネートを決める時間をつくりました。

かかった時間は、約3時間半。長いようですが、毎朝迷う時間やムダ買いを省く時間と思えば、有効に感じます。

●気に入ったコーディネートは写真に撮っておく

ストール

ストールやマフラーなども合わせ、「これならいいかな」と思うコーディネートを写真に撮り、キープ。

すると驚いたことに、いつもササッと組み合わせることができるもの以外に、約40もの組み合わせができました。

小物

もう使わないかと思っていたアクセサリーでも、この服限定で…と使えるものがあったのがうれしい気づきでした。

加えて、夫のきれいめのセーターやダンガリーシャツ、パーカーも、組み合わせ次第ではざっくり感がよく、使えることに気がつきました。

「不在の日だけこっそり使おう」なんて思ったり…ふふふ。

どうやっても今の私には着こなせない2着が見つかり、こちらは処分。納得のうえ、手離すことができるのもよかったです。

●何度も着る服はつりさげ収納に

ほかにも気づいたことがたくさん。

何度もコーディネートに登場する服は、たたんで収納するより、シワにならないようアイロンをかけてぶら下げておいた方がいいこと。

ニット

毛玉が気になった服(おそらく、昨年の毛玉がそのままになっていた模様)は、毛玉取りをし、すぐ着ることができるようにしてからしまいなおしました。

これだけで、朝時間がかなり短縮できます。

毛玉取り

欲しいものも明確になりました。ちょい見えしてもいいインナーがたりていないのと、今もっているものとは異なる生地感や長さの、黒のタイトスカートが欲しいなと。

ちなみに、「この組み合わせどう?」「変?」なんて聞きに来る私を見ていた長女も、「私も次のお休み、その作業しようかな」なんて言っていました。

【若松美穂(わかまつみほ)】 お金をかけずにセンスと工夫でおしゃれに暮らすカリスマ主婦読者として、生活情報誌『ESSE』や『サンキュ!』などで紹介され人気者に。2011年、心理カウンセラーの資格を取得。主婦業のかたわら、エッセイストとしての執筆活動のほか、講演、各メディアへの出演など多方面で活躍。夫と、大学生、高校生の娘、母親の5人家族。埼玉県在住。公式サイト「“いま”と“みらい”のへや」にて最新情報を更新中