年齢を重ねると「似合う服がない」と服選びに悩みをもつ人は少なくありません。そこで、服飾戦略スタイリストの窪田千紘さんに、ユニクロでできる50代からのおしゃれ術を教えてもらい、読者モデルが挑戦しました! だれでもマネできるおしゃれ術を「ビフォー・アフター」つきでご紹介します。今回は、トップス編です。
すべての画像を見る(全7枚)やせなくていい!50代からのユニクロ着こなしレッスン:トップス編
ユニクロのアイテムを使った選び方&着こなしの実践編は、トップス。
読者モデル2名の身長別着こなしを参考に、秋冬物の買い物に役立ててみてくださいね。
●トップスは体形カバーができる首元すっきりを選んで!
トップス選びで大切なのは体のラインが出ないことと首元が詰まらないこと。光沢素材なら、肌のくすみをカバーし、明るく見せる効果もあります。
<選び方のコツ>
・想定より1サイズ上げる
・光沢感のある素材を選ぶ
・首回りにゆとりのあるタイプが◎
●150cm代表の場合
令子さん(63歳)
身長:150cm
以前より太ってしまった自分を受け入れられないという令子さん。「高齢者向けの服は気持ちもサイズも合わなくて…。ベーシックな色の服を選びがちですが、本当はもっと色物も楽しみたいです」
【ピタッとした服装は腰回りが気になる。Before】
「色はよいですが、リブニットがぴったりすぎて、体のラインが目立ちますね。上半身の面積が多く、胴長に見えるのも残念」
では、さきほどの選び方のコツを活かしたAfterは、どうでしょう?
●Style1:ゆったりシャツでエレガントなスタイルに
・シャツは衿を抜いてゆったりと
・マーメイドスカートで今どき感をプラス
ゆったりと着れるデザインが魅力の焦げ茶色シャツ。白ボトムと合わせれば、地味にならずシックな印象に。「シャツの裾は後ろが少し長いデザインなので、外に出してもきれいに見えます」
・マーメイドスカート(オフホワイト)¥3990、ソフトブラッシュドシャツ(ブラウン)¥2990(すべてユニクロ)
●Style2:高級感のあるカシミヤ×きれい色が顔映りを華やかに
・ツヤ感ニットなら顔映り◎!
・腕をまくって動きをつける
・テーパードパンツで脚長効果が
腕回りや胴体にゆとりがあれば、ニットを着た際のシルエットはグンと美しく。「50代、60代には素朴な織りの綿素材より、カシミヤのようなツヤのあるタイプの方が肌を明るく見せてくれますよ」
・スマートアンクルパンツ(グレンチェック・グレー)¥3990、カシミヤクルーネックセーター(グリーン)¥9990(すべてユニクロ)