●夕方にはカーテンを閉める
晴れた日の日中は、太陽熱を窓から入れつつ、日が陰る16時頃にはカーテンを閉めて熱を逃がさないようにしましょう。
暖房器具の設定温度は20℃を目安にして、厚手のカーテンを閉めて窓ガラスからの外の冷気の侵入と暖気が逃げないように対策をしましょう。カーテンはおしゃれさよりも、断熱効果が高いものを選ぶと、冷暖房効率があがります。カーテンの丈が短いと冷暖房効率がダウンするので、長いものにするか丸めたバスタオルなどで隙間を埋めましょう。
●部屋を乾燥させない
すべての画像を見る(全3枚)湿度もチェックしましょう。湿度を40~60%程度に上げることで、体感温度が上がります。また、空気が乾燥していると、ウイルスが増殖しやすくなり風邪をひく原因になります。さらにお肌がカサカサになる原因にもなるので、加湿器や濡れたバスタオルを干す、リビングで鍋料理をする、入浴後の浴室をあけるなど、普段の生活の中にも湿度を上げる工夫をしましょう。
ただし、湿度を上げすぎると結露やカビの原因にもなるので、湿度計を見ながら調整するようにしましょう。
●なるべく家族で一つの部屋に集まる
冬は気温が下がるだけではなく、日照時間も短くなるため照明を使う時間も増える傾向にあります。暖房+照明+テレビなど使う場所や台数が増えれば増えるほど、比例して光熱費は増えます。家族がバラバラに過ごすのではなく、1つの部屋で過ごす時間を増やして、暖房や照明、テレビを共有する「ウォームシェア」をすることで、節約できます。
また、少し寒く感じても、1枚羽織る、靴下やスリッパを履く、ネックウォーマー、レッグウォーマーで寒さを和らげる「ウォームビズ」を意識しましょう。
●節電プログラムに参加するだけで2000ポイントがもらえる
電力小売り事業者によっては、独自の省エネプログラムや節電チャレンジを行っていることがあります。事業者が設定する節電行動をすることで、ポイントがもらえるものです。ポイントをもらうには、エントリーが必要となるため契約をしている事業者のホームページを確認しましょう。
さらに国の「節電プログラム」に参加するだけで2000ポイントが付与されます。参加方法は、節電ポイント対象の小売り電力会社を経由して登録する必要があり、対象の電力会社と契約している必要があります。
ポイントは、契約をしている電力会社から電力会社のポイントで付与され、Amazonギフト券やnanacoポイント、dポイントなど他社のポイントに交換できたり、電気代の支払いに使えるなど、契約をしている事業者によって異なります。国の節電プログラムの申し込みは、12月31日までですので、申し込みを考えている人は早めに対象の事業者と契約しているかをチェックして、参加できるのであれば早めに申し込みをしましょう。
ちなみに、TEPCO東京電力エナジーパートナーを例にすると、TEPCOが主催する「節電チャレンジ」に参加することで国の節電プログラムへ参加することができ、TEPCOポイント2000ポイントが付与されます。さらにそれぞれの節電行動をすることで、両方からポイントがもらえます。ポイントは、Amazonギフト券やTポイント、Pontaポイントなどと交換することができます。
基本的な節電をしつつ、節電プログラムに参加してこの冬に増える光熱費を上手に抑えていきたいですね。