●通販
通販事業でも、コーズマーケティングの取り組みはよく目にします。ディノスは、通販の売上の一部を貧困に苦しむ女性たちや被災地の子どもたちの心のケアなどを支援する様々な団体（認定NPO法人国連UNHCR協会、公益社団法人ハタチ基金等）に寄付しています。
じつはフジ・メディア・ホールディングスが、復興支援として毎年行っている福島の国道沿いに桜の苗木を植える活動も、一部がディノスのコーズマーケティングによるお客様の寄付によって長年支えられてきました。
私自身も植樹活動に参加しましたが、グループ全体でこれまでに植えた桜の木の合計は1405本。被災地に桜を増やし、数十年後にはたくさんの人が訪れる桜並木を…という思いで続けています。
●お花
お花を通じたコーズマーケティングもあります。こちらの「希望～Peace ＆ Hope」と名付けられたブーケは、購入代金のうち500円が、厳しい環境で暮らすモザンビーク共和国の子どもたちの支援に充てられます（ブーケは税込み3300円+配送料）。フジテレビが48年間おこなっている途上国の子どもたちを支援するFNSチャリティキャンペーンと、フジテレビフラワーネットとのコラボ商品です。
花束は、モザンビークの国旗にも使われているイエローをモチーフにしていて、ガーベラの花言葉は「希望」、オリーブの木の花言葉は「平和」だそうです。10月にはフジテレビ「めざまし8」で、モザンビーク共和国の現状が2回にわたって放送されました（「気候変動の犠牲に“最貧国”モザンビーク」「“最貧国”モザンビークを襲う物価高騰」）。
こうした寄付つき商品は、私たち買う側も知らず知らずのうちに社会に貢献できるとてもよい仕組みだと思います。
たとえば大切な人へのプレゼントを選ぶ際にこういった付加価値のあるものを選べば、贈った方も贈られた方もちょっとうれしい気持ちになるのではないでしょうか。「せっかく買うなら、寄付つきのものを…！」そんな意識がもっともっと広がるといいですね。
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【フジテレビ『フューチャーランナーズ』放送中】
SDGsを推進するため、ゴールに向かって奮闘している人たちを取り上げる番組。
毎週水曜22：54～23：00放送（関東ローカル）
公式サイトですべての放送回を見ることができます。
