子どもがいる家庭では、教育費をどこまでお金をかけるべきか、考える人も多いのではないでしょうか? 共働きで4人の子育てをするブロガーのベリーさんは、できるだけ家庭学習で進めているそう。このたび、小学校入学前のお子さんへの家庭学習もスタート。どのようなことを意識しているのか、教えてもらいました。

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未就学児の家庭学習で大切にしている2つのこと

中学生から保育園児まで、4人の子どもを子育て中です。共働きではありますが、夫婦二人で子ども4人を育て上げるには、お金の使い方をよく考える必要があります。
青天井となりがちな教育費をかけ過ぎないよう、「できるところまでは塾には通わず家庭学習で進めていこう」と思って始めた塾なし家庭学習も、今年で8年目となりました。

毎日コツコツ続けているなか、中2の長男は都内の公立中学校に通っていますが、入学から現在まで定期テストでは学年1位をキープしています。小5の長女の成績も順調です。

上の子たちは小学校入学をタイミングで家庭学習を始めましたが、私の時間的な余裕が当時より減ったことから、下の子たちの家庭学習は少し早めに、保育園児の今からスタートすることにしました。
小学校に入る前の家庭学習で大切なのは、「勉強っておもしろいものなんだな」と思えるようにすることだと考え、わが家は2つのことを大切にしています。

(1)その子が関心を示したものについて、知識を増やせる機会を次々に用意する

図鑑を読む子供

子どもの様子を見ていると、そのときに何に関心を持っているのか伝わってきます。たとえば6歳の次男の場合、1年前には「魚」が大好きでした。魚に関心がある時期は、次から次へと魚の図鑑や絵本、魚から発展して海や川の絵本を用意しました。図鑑を買ったり、図書館で借りたり。
それを次男がすぐ手に取れるところに置いておくのです。そうすると、自然と次男が自分自身で本を手に取る機会が増えます。「読んでね」と持ってくることもあれば、自分で眺めていることも(こちらの方が多かったです)。
「本を開けば、知りたいことを学べる」経験を積み重ねることで、本を好きになり、信頼する。この感覚はその後の学びに繋がっていきます。