引っ越しを機にものを処分することに成功した、日刊住まいライターのケースを紹介します。まずは、手放す基準を再確認。不要品買取サービスやエコトレーディングを利用することで、すっきりとした生活を手に入れました。引っ越しのタイミングではなくても、日頃からコツコツ取り組める方法ばかり。ものが多くて困っているという方は、ぜひ参考に。

ポレットで手放した不要品
今後使うことのないカメラやAV機器も、買取アプリで手放すことができた
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次の部屋に持っていきたいか、を手放す基準に

筆者は夫と3歳の娘との3人暮らし。子ども用品も増えてきて、ものがあふれ気味な状況に。不用品を処分してすっきりしたいという思いが日々募っていました。そこに、引っ越しという不用品を手放す好機が!

不用品を手放せばものが減ることはわかっている、ただ自分に合った方法がわからない…。「さあものを減らそう!」とクローゼットの中身を出してみたものの、選別作業に時間をとるだけで実際に減らせたのは数点だけ、なんてこともありました。そこで、まずは、達人やプロの知識を得るところから始めてみました。

 

●インスタでものを減らす情報を収集

インスタの整理収納アドバイザーアカウント

「この人ステキ」「こんな暮らしが理想」と感じた特定のアカウントを毎日チェックし、ものを減らすポイントを蓄積。頻繁にチェックすることで、ものを減らすモチベーションを高めていく効果もあったと思います。

 

●整理収納アドバイザーからアドバイスをもらう

身近に整理収納アドバイザー有資格者がいたので、いくつかアドバイスをもらいました。

今回は引っ越しのタイミングだったため、「次の部屋に持っていきたいか?」を軸にものを減らす判断をする、というアドバイスが筆者にはもっとも刺さりました。

 

身近な不用品買取サービスで手放す

仕入れた知識や情報をもとに家の中の不用品を選別。不用品を手放す作業スタートです。

ものを手放せない方の多くは、「まだ使えるから」と手放せなくなっているケースも多いそう。筆者もそのひとりでした。そこで、不用品買取サービスを利用して、ものを手放すことから始めました。これなら、「次に使い手がいる」「臨時収入が得られる」と納得しながら手をつけることができます。

実際に使った不用品買取サービスは次のとおりです。

 

●メルカリ

メルカリの画面

梱包が自分で簡単にできる、高値で売れそうなものは、フリマアプリの「メルカリ」で出品しました。とくにすぐ売れたのはジブリ関連の本・雑誌です。

 

●セカンドストリート

不要なDVDやCD

不用な服やDVD、CD、雑貨類は、リユースショップの「セカンドストリート」でまとめて処分できました。メルカリで売れなかったものや、発送に手間がかかるものはこちらに持ち込むとほぼすべて買い取ってもらえたので便利でした。

 

●ブックオフ

メルカリで買い手がつかなかった書籍とCDおよそ70点を「ブックオフ」で売却。重量があって大変でしたが、売らなければゴミとなるため、売ってよかったと思います。

 

●ポレット

査定結果の画面

もう使うことのないカメラも、買取アプリの「ポレット」で査定に出して手放すことができました。ただし、ポレットでは値がつかないものもあります。もし返送を希望する場合は、送料自己負担となるので注意が必要です。