年齢を重ねることで悩みが増えることと言えば、いろいろな箇所が思い浮かびますが、ぱっと見て年齢を感じるのは「白髪」ではないでしょうか。 SNSでは「#脱白髪染め」というハッシュタグも盛り上がりっているということで、早速、白髪に悩むESSEonline編集部員が自宅で簡単にできる脱白髪染めにチャレンジしました。

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白髪をなんとかしたい!美容院に行かずに自宅でできること

頭頂部
美容院で染めて1か月たった状態
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筆者は現在30代、白髪に悩んで早8年。ここ2、3年はとくに白髪の成長が著しく、2か月に1回の頻度で美容院に通っています。ただ、染めたあと1か月もたてばすっかり頭頂部の分け目に白髪が目立ち、美容院に行くまでの残りの1か月間は常に憂鬱な状態で生活しています。

めくり白髪
生え際にちらほらと白髪が…

昔はヘアスタイル変えよ~♪ と前向きな気持ちで美容院に通っていましたが、今は持病を治すために通院しているような気持ちで美容院に通っています。白髪って、鏡を見るたびにがっかりしてメンタル面に弊害がでるというのはもちろんですが、なにより2か月に1度の美容院代は金銭面で結構厳しい…。

そんなときに、「#脱白髪染め」というハッシュタグが流行っているという話をキャッチ。「脱白髪染め」とは、白髪を白髪染めの染料で暗く染めるのではなくハイライトなどで明るくすることで白髪を生かしたカラーリング法のことを指すようですが、私としては美容院に行く頻度ももう少し減らしたい…でも、白髪を染めないというのも無理ということで、自宅でできる白髪へのアプローチを考え、試してみました。

●セザンヌ715円のヘアマスカラの実力をお試し

セザンヌヘアマスカラ
セザンヌ ヘアケアマスカラ ダークブラウン 715円(セザンヌ化粧品)

まず、試したのはセザンヌのヘア用のマスカラです。まつ毛用のマスカラを買いに行った際、ふと目に飛び込んできて、たった715円で白髪悩みが解消されるのであれば、お財布に優しすぎるということで購入しました。マスカラよりもはるかに大きくてふさふさしたブラシで、期待が高まります。

生え際に塗布

さっそく、ブラシを寝かしつけ、生え際の分け目に沿わせて塗ってみました。塗ってみてわかったのですが、白髪だけをピンポイントで塗るのは至難の業。まばらに生えている白髪1本をキャッチして塗るのが難しく、黒髪部分にも塗ることになります。
また、塗り方やヘアスタイルの問題もあるのですが、私の場合は分け目にブラシを通し途中で切り上げ、髪からブラシを抜くということが難しく、必然的に毛先までブラシを通すことになってしまうことが多々ありました。ブラシを毛先まで通すと、その毛先が顔にピタっとくっつき、顔にヘアマスカラがついてしまう…という失敗を何度か繰り返しました。

【ヘアマスカラを塗り時間・丁寧度の比較】

頭頂部比較
左はささっと3分程度塗った仕上がり/右は時間をかけて丁寧に塗った仕上がり

でも、仕上がりは白髪が確実に目立たなくなっていていました。左はささっと3分程度で仕上げたもので、右はもう少し時間をかけ白髪に確実にしっかり塗って仕上げたものです。鏡で見える範囲(頭頂部の前の方)は塗りやすいということもあり、正面から見るとかなり白髪は減ったと感じることができました。

【ヘアマスカラBefore&After比較】

頭頂部比較
左はマスカラを塗る前、右はマスカラをしっかり塗ったあと。白髪が確実に減っているのがわかります

マスカラを塗った部分ですが、べちゃっとならず、明らかに塗りました! という感じもなく、固まったりベタベタするということもありませんでした。なんなら、アホ毛がおさえられ、ツヤっぽく見えるように。ヘアマスカラは、塗るコツを身に着ける&ある程度時間がかけられるのであれば、コスパもよく最高のアイテムだと感じました。外出先でぴょんっと主張してくる白髪を撲滅するためにも、持ち歩くことに決めました!