家庭洗濯機にはない洗浄力をもつコインランドリーが、日常使いでも活躍するんです。でも、初心者には少しハードルが高い…。そこで、コインランドリーについての疑問を洗濯のプロ・洗濯ブラザーズさんに解決してもらいました。
読者の疑問を洗濯ブラザーズが解決！コインランドリーのQ＆A
エッセ読者から寄せられた疑問のなかから、コインランドリー初心者が戸惑いがちな悩みをピックアップ。ベストな解決法を指南します！
●Q.使い方が難しそう。おすすめの設定は？（茨城県・C.Mさん）
A. 洗いもすすぎもお湯をセレクト！ 脱水時間もたっぷりと
ボタンひとつの全自動で洗えますが、設定が変えられる場合はお湯を選ぶように！ しつこい皮脂汚れも落ちやすくなります。ただし高温だと衣類を傷める場合もあるので要注意。また、洗濯物がきれいになるのは、浮いた汚れが振り落とされる脱水の工程なので、時短しようと脱水時間を短くするのは厳禁です。
●Q.なんでも一緒に洗って大丈夫？（神奈川県・T.Yさん）
A. 汚れがひどいものは分けるのが正解。マット類も必ず分けて
いくら洗浄力が高くても汚れ移りは起こるので、汚れがひどいものは分けて。また、キッチンマットやラグなどは、そもそも色落ちを考慮してつくられていないので、色移りする危険性が大です。淡い色でも思った以上に色が落ちることもあるので、必ず個別に洗いましょう。
●Q.どれくらいの量が洗えるの？（神奈川県・H.Kさん）
A. 最大20kg以上洗えるものも！ 汚れをしっかり落とすなら目安は6割に
コインランドリーの洗濯機の容量は、一般的に10～22kg。10kgならシーツやタオルも含めた4人家族の衣類を、22kgなら大きな布団が2～3枚を一度に洗えます。洗濯物量は多すぎでも少なすぎてもしっかり洗えないので、6割を目安に入れましょう。
容量10kgの洗濯乾燥機で洗える洗濯物量の目安
・ワイシャツ…4枚
・ブラウス…4枚
・子ども用ズボン…2枚
・半袖肌着…4枚
・ブリーフ…2枚
・靴下…4足
・パジャマ…4組
・エプロン…1枚
・トレーニングウェア…2組
・ハンカチ…4枚
・タオル…10枚
・バスタオル…4枚
・シーツ…4枚
容量22kgの洗濯乾燥機ならこの倍洗える！
参考：一般社団法人日本電機工業会の自主基準
