●自分らしく装うことの大切さ～村上祥子さん
料理研究家の村上祥子さん（取材当時79歳）。近年では、レシピ本だけでなく、自身のおひとり様ライフをつづったエッセイ本を発売するなど大活躍。そんな彼女のおしゃれ術とは？
おしゃれには定評のある村上さん。外出するときは、帽子と6センチヒールでさっそうと。
「ファッションも、失敗を恐れず挑戦することが大切。家の中でもちょっとおしゃれしていると、気持ちが明るくなりますよ」
コンパクトに暮らす村上さんが所持する服は30着だけ。オールシーズンで着まわしています。
「少ないアイテムでも組み合わせを工夫すれば、おしゃれは何とおりでも楽します」
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79歳、ひとり暮らし。料理研究家・村上祥子さんに学ぶ老後の楽しみ方
●おしゃれは手持ちのものを工夫してお金をかけずに楽しむ～紫苑さん
月5万円の収入でやりくりする年金暮らしでも、自分なりのおしゃれを楽しむ、70代の紫苑さん。
ユニクロのシンプルなワンピースは衿に刺し子刺繍を施し世界で一つのアイテムに手直し。
「自分らしさをプラスすれば着こなしが楽しくなります」
ストライプのシャツは同系色の布を縫いたして、サッと羽織れるロング丈に。
51歳で患った乳がんで片方の乳房を切除。胸の形が目立たないからと、当時たくさん買った着物は、今ではワンピースやコート、スカートに大変身。
「もともと好きな色や柄なので、普段着としてまた着られるのがうれしい！」
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70代、月5万円の年金暮らし。おしゃれはユニクロや無印良品も楽しみながら
●グレーヘアにしたら「安いのに似合う服」が増えた～きょうこばぁばさん
料理のInstagramとYouTubeが人気な60代後半のきょうこばぁばさん。じつは、ファッションセンスも魅力的。グレーヘアに似合う服選びで気をつけていることとは？
「今、よく服を買いに行く店は、ファストファッション！ ユニクロ、GU、ZARA、H＆M、無印良品…全部大好きです！ 黒髪の頃は通り過ぎていた店なのに、グレーヘアにしてからは2～3か月ごとに全店舗巡るほど、足しげく通うようになっています」
ブランドのターゲット年齢と違っても「若い店員さんも、買う気のあるシニアを迷惑がったりはしません」と気にしないのが、彼女流。
「季節が移り変わるたびにショップを訪れ、店内をぐるっと1周し、たくさんのトレンド商品から、自分らしいシニアの着こなしを探すのを楽しんでいます」
ジャケットやコートなど、羽織るものは、ちょっと個性的でインパクト重視にするのがばぁば流。お気に入りは、商品の入れ替わりが激しいせいか、すてきな服と「唐突」で「劇的」に出合えるZARAです。ヒョウ柄のワンピースもZARAで4900円で買ったもの。
逆に、Tシャツやタンクトップなどインナー類は、ユニクロ、GU、H＆M、無印良品などでベーシックな色や形にまとめるのが基本ルール。そうするうちに、今ではすっかり（若い人がいうところの）「プチプラコーデ」な毎日です。
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