広くなくてもいいから、新居に和室が欲しかった日刊住まいライター。5年前にハウスメーカーで家を建てた際、4.5畳ほどの小さな和室をつくりました。キッズルーム、昼寝スペースや家事スペースなどとして、多目的に活用し、大いに満足しています。ただ、建具や収納などについては、ちょっと後悔も。詳しく語ります。
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和室は多目的に使えて便利
筆者の家では、以下のように和室をさまざまな目的で使っています。
●キッズルーム
和室を希望した理由のひとつとして、キッズルームとして使いたかったということがあります。
座ったり寝転んだりしやすい和室は、子育て世代にはうれしいスペース。小さな汚れや傷はどうしてもついてしまいますが、掃除がしやすいのでいつもきれいに保つことができています。
4.5畳という広すぎない空間も、子どもが遊ぶ場所としてはちょうどよし。ダイニングやリビングと空間をしっかり分けて遊ばせやすいのも、メリットのひとつです。
●昼寝スペース
布団をわざわざ用意しなくても、そのまま寝転んでいると、とてもリラックスできます。大人も子ども使える昼寝スペースとしても、大いに活用。赤ちゃんを寝かせるのにもちょうどいいので、子連れの友人が遊びに来たときにも重宝します。
●家事スペース
フローリングやダイニングテーブルで洗濯物をたたむことに、筆者はどうしても抵抗があります。代りにこの和室で、洗濯物をたたんだりアイロンをかけたり。落ち着いて作業がしやすく、一時的に洗濯物などを広げておけるので便利です。
●感染症対策にも
4.5畳と広くはないですが、大人用の布団を2枚敷くことができます。来客時に活躍するのはもちろんですが、思いがけず感染症対策にも重宝しています。家族のだれかが感染症にかかったり、その疑いが生じたりしたとき、和室を独立した寝室として使っています。