少し殺風景と感じるバルコニーも、人工芝を敷けば心地よい空間になります。2歳の子どもを持つ日刊住まいライターは、自宅の二世帯住宅のバルコニーに人工芝を敷くDIYをすることに。費用は5000円ほどで、殺風景だったバルコニーは、子どもが裸足で遊べるスペースになりました。部屋からの眺めも良好。おうち時間も充実しています。
すべての画像を見る(全9枚)殺風景なバルコニーを人工芝でよい雰囲気に
第二子を妊娠中の筆者は、3階建て二世帯住宅に、義母、夫、息子(2歳2か月)の4人で住んでいます。わが家の間取りは以下のとおりです。
1階:共用玄関、親世帯のLDK、トイレ、浴室、洗面・脱衣所、寝室、駐車場(屋根なし)
2階:子世帯のLDK、トイレ、浴室、洗面・脱衣所、バルコニー
3階:子世帯の寝室、子ども部屋
玄関以外は完全分離型の二世帯住宅です。
バルコニーは、2階の子世帯の屋外スペースにあります。広さは約90×450cm。バルコニーは予算を削る際の対象だったので、屋根はありません。
住み始めてから、バルコニーを充実させようといろいろ考えました。ただ、ものを置くと微妙に狭く感じる広さ。また、置いたものに子どもが乗っかると、落下のリスクがあり、危険を考えるとなかなか踏み切れず…。
結局、殺風景なまま洗濯を干す以外に使うこともなし。もっとバルコニーが広ければ…と嘆いていたのです。
そうこうしているうちに、妊娠中の身には、長男を外に連れ出し、長時間遊び相手をするのがつらくなってきました。そこで、バルコニーが長男や2人目が生まれてからの、ちょっとした遊びスペースに活用できればと、人工芝の購入に踏みきったのです。
楽天市場で本物みたいな人工芝ロールを発見!
ネットで購入した人工芝がこちらです。
幅100×長さ500cm、パイルの芝丈3.5cmの「人工芝ロール」。カラーはサマーグリーンです。裏面には、約10~15cm間隔で排水用の穴があります。価格は、送料込みで5180円(税込み)。
決め手は以下のとおりでした。
・価格が手ごろなので失敗が怖くない
・見た目がよさそう
・ハサミでカットできサイズ調整が簡単にできそう
・水はけがよさそう
・レビューがよかった
人工芝の設置はたったの3ステップで完了!
人工芝はロール状で届きました。夫がひとりで運びましたが、重量があるため移動する際は2人がかり、もしくは男手があると安心です。
実際に人工芝を敷いた際の手順は以下のとおりです。
1.バルコニーの寸法を測ってハサミで切る
2.バルコニーに敷く
3.カットした際に出た芝のクズを掃除機で吸って終了
裏面はマットな質感で、手触りはザラザラとして滑りにくい印象です。人工芝のサイズ調整のためカットの目安にする線は、裏面に黒い油性ペンで。しかし、見えにくかったため裏面にあったステッチ模様を頼りに切りました。
今回は使用しませんでしたが、白いチョークを用いれば、より印が見えやすくなるかもしれません。カットは文具のハサミででき簡単。力は必要ですが、女性でも問題なし。
一度切断してしまうとやり直しができないので、少し大きめに切ってバルコニーに敷いてから、微調整するときれいに敷くことができます。
人工芝は、開封早々から抜けた芝がたくさん落ちるので、作業は芝が落ちてもよい場所で行うことに。バルコニーに敷く前にも、落ちた芝を掃除機で吸ってから敷きました。