(6) エアコンの室外機をチェック
すべての画像を見る(全4枚)エアコンの室外機まわりに荷物を置かないようにしましょう。また、室外機に直射日光が当たると、冷房効率を下げてしまうため、室外機に日陰をつくる工夫をしましょう。遮熱パネルなども売られているので、取りつけてみてはいかがでしょうか。ただし、室外機に打ち水などで直接水をかけるのは故障の原因にもなるので避けましょう。
(7) 打ち水で涼しく
日没後にベランダや庭、屋上などに打ち水をすると、気化熱の働きで周囲の温度を下げることができます。お風呂の残り湯を活用することで、水道代の節約にもなります。
(8) ハッカ油を活用する
薬局などで売られているハッカ油を使って、清涼感を出しましょう。スプレーボトルに水とハッカ油を数滴入れて、マスクにひと吹きすると、ミントの香りで涼しさを感じることができます。そしてお風呂に数滴ハッカ油を入れてから入浴をすると、入浴後も涼しさを感じることができます。ただし入れすぎると、温かいのか寒いのか感覚がわからなくなるので、入れすぎには注意しましょう。また、苦手でなければ化粧水に少しハッカ油をたして使うと気持ちがいいですよ。
(9) 涼しさを感じる服やグッズを活用する
リネン素材の服は風通しがよく、クールビズにもおすすめの素材です。また涼しさを感じる素材の肌着や服を着るとよいでしょう。他には、水で濡らして首に巻くと涼しさを感じる冷感タオルを使うのもいいですね。保冷剤をタオルに包んで脇の下に挟むだけでも体内の熱を冷ます効果が期待できるでしょう。
(10) 熱を発生させるものをできるだけ使わない
炊飯器や電気ポット、暖房便座など保温機能があるものは、そのものから熱が出ているためできるだけ切るようにしましょう。また、14時~18時ごろの電力需要が高まるピークタイムにはアイロン、ドライヤー、乾燥機、電子レンジといった消費電力が高い家電製品をできるだけ避け、電力需要が落ち着いている夜から午前中の時間帯に使うなど、ピークシフトを心がけるとよいでしょう。
このように、工夫次第でエアコンの設定温度を1℃高くしても快適に過ごすことができます。もちろん、夏は熱中症対策として水分補給も大切です。目覚めに、お風呂上がりに、寝る前に意識をしてコップ一杯のお水を飲むようにするのが大事。室内にいるときにもマイ水筒を持ち歩いてこまめな水分補給を心がけましょう。