使いづらい押し入れの収納。最近は、ふすまを外した活用術も増えてきていますが、あえてふすまを外さず押し入れを活用したい! という人のために、見た目がすっきりする「ふすまありの押し入れ活用術」を整理収納アドバイザーのサチさんに教えてもらいました。
工夫次第で収納力アップ!ふすまありタイプの押し入れ活用術
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リビングに隣接する和室にある押し入れ。片側に自分の身支度と仕事関連のものを入れ、もう片側に家族の寝具や事務用品などを入れて活用している、整理収納アドバイザーのサチさん。
「子どもの様子を見ながら最短で身支度できるように考えたのが、ここに上着やバッグを置くようになったきっかけです。雑に置いても、ふすまを閉めればすっきり。今は在宅ワークが増えたため、リビングで仕事をしたあとすぐ片づけられるよう、仕事関係のものもここにしまっています」
押し入れ右側は毎日使う身支度スペースに
右側には毎日使うものを集めて、あけっぱなしで使いやすい押し入れに。フックを活用して収納力もアップさせました。
●【最上段】シーズン外の寝具・部屋着類
手の届きにくい上段には、シーズン外の寝具や衣類、シーツや枕カバー類をイケアのスクッブに入れて。「中身はきれいにたたまなくても、ざっくり放り込み収納でOKに」
●【上段】仕事道具・書類・アウター
奥にカラーボックスを横に置き、仕事関係の書類やパソコン周辺機器を収納。左横にはアイロンを。
枕棚に取りつけたハンガースペースには、アウターやバッグなどの身支度アイテムをかけて。
●【下段】パジャマ・オモチャ・シーズン外の家電
「下段には衣装ケースを設置し、パジャマやペットのインコ関連のグッズ、子どものオモチャなどを入れています」。あきスペースには、季節外の家電を入れて保管。